短編2
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引っ越し

Aさんは会社の同僚の送別旅行へいきました。

それはとても楽しい旅行で地元の方との交流もできて同僚もすごく楽しそうでした。

しかし。あるお寺に観光に行ったとき。Aさんはお寺の住職さんに声をかけられました。

住職「あんた、ただ者じゃないね。ちょっときなさい。」

いやいやいや…ただ者じゃないって。普通のOLですけど。と思いながらも住職についていくことにした。

せっかくの旅行なのに申し訳なかったが気味が悪かったため同僚たちにも付き合ってもらうことにした。

お寺から山道を歩いて10分ほど歩いて、やっと止まった。

そこには大きな滝があった。住職「さっき、このの寺に来るまでに変わったことはなかったかい?」

A「いいえ。何も。」

住職「本当?」

A「はい。」

住職「いや。この土地にくるまえに。何か変わったことはなかったかい?」

Aさんは何バカな事いってるんだこの人…とおもったけど…

まてよ…心あたりがないと言えば嘘になる。

A「関係があるかどうかはわからないですけど…家でかっていたいぬが突然死んでしまって…死因がわからないんです。」

住職「やっぱり。今すぐ霊媒師を呼びます。除霊しましょう。」

そして寺に戻りました。

除霊が始まってからは記憶がありません。

しかしそのあとの話を聞くと、Aさんを殺そうとする悪霊がついていつて

かっているいぬがそれを防ごうとしたところ悪霊に殺されてしまったそうです。

いぬはAさんが大好きだったから悪霊からAさんを守ろうとしたのです。

そして、なぜ滝へ異動したかというとその悪霊はどうやら私のマンションに前住んでいたB氏の彼女で住職さんの娘。滝が2人にとってのおもいでのばしょだったそうだ。

しかしB氏がAさんに思いを寄せていることを知りショックのあまり滝の上からとびおりたとのこと。

すごく奥が深くて、怖くなり旅行から抜け出しました。事実を知らされたショックと恐怖ですぐに引っ越しのじゅんびをはじめました。

次どこに引っ越すかって?

崖の下。滝の底だよ。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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