深夜、家の電話がなった
時間は2時くらい
俺は2階で寝ていた。電話機は1階で、両親が寝ているすぐ近くにある
プルル…
「誰よ。こんな時間によ…」と、早寝早起きの俺はイラつき
プルル…
「なんで母さん達電話出ねぇのよ」と、さらにイラつき
プルル…
プルル…
プルル…
何分なってたかもわからんが、2階から降りて受話器をとる
「もしもし。どちらさん?」と、イラつきながら言うと
『やっと出たね』
意味がわからず
「は?どちらさまですか?」と聞き直すと
『…………』
相手は何も話さず、無言。何度どちらさまですか?を言っている俺のほうが逆に異変者。
イラつき限界到達で受話器をもどし2階に戻り就寝
出来なかった。イラつきすぎて目がさえてしまった
その後は電話はならなかった。
親が起きたので、昨日の電話の件を話した
「電話?なってなかったよ」
おいおい。どんだけ鈍いさソナタ達
「だって子機部屋にあるし、鳴ったらわかるでしょ?」と親共。
深夜受話器片手にムキになり、朝は親にバカにされ。
ハハ…
こんな体験初めてだ
怖い話投稿:ホラーテラー 伸治の息子さん
作者怖話