短編2
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森林の墓地

自分が高校生のとき20キロの道のりを自転車通学していました、

その時に知ったんですが地元の先輩が自転車で通っているなら近道になるコースを教えてやるよと言われ、当時一時間かかる通学コースが20分早くなるとのこと、だが帰りは暗くなったら絶対に使うよ念を押されてのを覚えてる、

まぁそんなこと気にせず通っていたのだがその近道の途中の森が朝でも薄暗く昔からある最低限の手入れしかされてない墓地がある、先輩が言ってたのはこの森のことなんだなって薄々気付いた。

ある日、委員会の仕事で学校をでるのが遅くなってしまい、夜の見たいTVのため早く帰ろうといつもの近道へ、

その時は先輩のコトもすっかり忘れてたが深い闇の森入り口に来たとき思い出してしまった、

さすがに夜は怖い…でも引き返すのもなんだし少し早めに抜けようとペダルをこぐ力をいれて森の中に入っていった、

森の中腹あたりからなにか[ピシッ!!]とした感じで空気が変わった森の中のざわめきがより一層五月蝿く聞こえた、

こうゆう時って変に集中力が研ぎ澄まされて全てが怖くなるそして誰かが見ている?後ろが妙に思い?完璧に疑心暗鬼にかかりテンパってしまい上手く自転車がこげない、

あたふたしていると墓地の近くまできたときそれは起こった…

どことなく童謡?が聞こえてきて子供?大人?か分からない声で段々近づいた時いきなり耳元で……

〈遊ぼ〉……

いきなし全ての体が恐ろしく重くなり息も重くゼェゼェと自転車をこぐこともできなくなりました、

それでも一生懸命に自転車を押して歩いてましたがもう恐怖と体力の限界でもうダメだって思ったときいきなしまばゆい光に包まれて[覇ッ!!]の声がその瞬間いきなり体が軽くなり周りの空気がまえに戻りました。

声の主を見ようとしたらなんと寺生まれのTさんでした。

Tさんは危なかったなこれから夜は通るなよと一言、そして原チャリでそのままさっそうと消えてきました。

怖い話投稿:ホラーテラー ゆってぃさん  

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