短編1
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足のアザ

幽霊に足を掴まれて目が覚めたら手形がついてたっていう話がありますよね

これは俺の足の甲にあるドス黒いアザについての話です。

小学校4年生でやんちゃ盛りの俺は広間のあるばあちゃんの家によく遊びに行ってた。

夏休みにはばあちゃんの家に泊まった。

ある夜トイレに行ったらトイレの窓から光がぼやっと見えた

よく見ると青白い顔の老婆がザクザク庭を掘っていた!

俺はテレビで見た怪談(老婆が骨を掘り出して食べていて、見た人も食べるみたいな話)を思いだしびびってダッシュで布団にむかった。

俺は布団の中で震えていたがよくよく考えりゃ庭に骨があるわけないと気づいた。

安心した俺はぐーすかねていたがふすまがあく音(ふすまが古くて開けたらきゅっきゅってなるから)で目が覚めた

誰かが入ってきて俺の足をいきなりつかみ呪文のように言っていた「お前か!お前か!お前か!お前か!」びびって俺は失神

朝になって目が覚めて夢だよなって思って足を見たら、そこにはドス黒いアザが...

後日談

この話を久しぶりにあったばあちゃんに話したら「〇〇ちゃん私の作ったツボを割って庭に埋めたでしょ。懲らしめようと思ってやったんだけどそんなに怖かった?」

中学3になっても残るアザを作るばあちゃん...

確かに俺が悪いけど手加減してよ~。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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