中編3
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私たちが通う中学の途中には、古くて大きな石垣がある。

その中で一つだけツルツルの丸い石がある。

その石を触ると幸せになると言われていて

雨の日も暑い日も人肌みたいに暖かい

だから魂が入ってるって噂もある

T君「何 おまえらまた

触ってんの?そんなので幸せになれるわけねーって」

kⓒ「そんなこと言ったら罰当たるよ!」

T君「へぇ・・どんな罰?」

トクン・・

え・・?石が・・

脈うってる!?

石の中に生き物が・・?

違う――――!!

生きてる!?

私「ね・・え!今とくんって石が脈うったよ!!」

T「はぁ?」

「なに言ってんの?ただの石だぜ ホラッ」

私「だっ・・だめーっ!!」

ガツンッ!!

私「な・・なんてことすんの!!絶対罰当たるよ!」

T「バカらしー」

ピクッ

動いた!?やっぱ生きてるんだ・・

ひょっとしてとんでもないことをしちゃったんじゃ・・・

【帰り】

r君「じゃあなーT-」

T「おぅ」

ー石垣の前に女の人がいるー

T「・・?」

ザッ・・ザッ・ザッ・・

ブツブツブツブツ・・

「い・・いな・・ぁ・」

「い・・いな・・ぁ・」

「め・・がほし・いな・ぁ・」

T「なんだあれ気持ち悪

ガッ

「・・・ちょうだい・」

ー次の日ー

先生「えー・・悲しいお知らせがあります。

昨日このクラスのT君が

下校途中になくなりました」

「何者かに刃物で刺されたらしく、犯人はまだ捕まってないので

絶対一人で帰らないように」

まさか――!?

k「ちょ・・あんた本当に信じてるの?」

私「実はさ職員室で立ち聞きしちゃったんだけど

T全身メッタ刺しで両目くりぬかれてたんだって」

k「な・・なんで・・

だれがそんなひどいことを・・」

私「k?早く行こどこに犯人いるかわかんないよ?」

k「こ・・これ・・」

k私「キャアアッ」

私「な・・なにこれ

  目みたいの・・」

石に目みたいのがついてる・・

私「T・・の・・?」

やっぱり罰が当たったんだ!

k「や・・やだ気持ち悪い早く帰ろ!」

私「まってよ・・」

ー次の日ー

私「kが!?」

「なんで?なんでkまで」

皆「うちの学校狙われてんの?」

皆「やだ・・もう学校行きたくない!」

Y「s(私の名)!?」

まさか・・ まさか――

は・・鼻?

ひっ・・!!

まさか・次は私?

どうして?

どうして?あの場にいたから?

母「s-大丈夫?入るわよ」

母「無理ないは・・ショックよね・・

犯人まだ捕まってないし

怖くて外に出れない・・

私「私よ・・」

母「え?」

私「次は私がやられる・・あそこにいた罰なんだ・・」

私「Tは目をkは鼻をとられた!!私はきっと口をとられる!!」

母「ちょ・・ちょっと

s?」

私「どうしよう死にたくない!!」

母「何言ってんの?大丈夫だから落ち着いて、大体口なんてどうやって取られるの?」

私「わかんない!!でも取れるの!」

ガシッ

「クチ・・はもう・・

あルヨ・・」

「だから・・歯と・・舌をちょお・・ダイ・・」

カパ・・

「ぎ・・ぎゃああああ」

ーおまけー

「あれぇ?お母さん見て見て この石顔があるよ」

「!!コラッさわっちゃだめ!!」

「えーなんで?」

「触ったらお顔取られちゃうのよ!」

ーEND-

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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