中編6
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夢のような話

これは、俺が体験した奇妙といえば奇妙ですが自分ではぞっとした話です。

高校三年生の夏みんな受験のために夏期講習や図書館で勉強してる中俺はもう専門学校に行くと決めていたので

勉強は一切していなくこれまでと一緒のようなぐうたらな夏休みを過ごして毎日クーラーの聞いた部屋でアイスを

食べたり、パソコンをやったりとニートのような生活を満喫していた。

しかし、この生活も夏休みの中ほどまっで来るともう飽きてくるだから俺はネットで心霊スポットなるものを

探していた。

さすがに、現地に行ったりはしなかった。それは、よくテレビとかで心霊スポットに行って怖い体験や生死に

関わるようなことが起きると見ていたからだ。

だから、この時も行く気なんてさらさらなかった。。。

夏休みも終わりかけたころ、夏休みの最後の一週間ぐらい遊びたいと友人からメールが来た。

その、メールに俺は速攻で返事をだした。

遊びに遊んだ。ボーリングに行ったりカラオケで遊んだり映画を見に行ったりとても楽しかった。

夏休み最後に日に、小学校のころ一緒だった奴から珍しく遊びの誘いが来た。

そいつとは、小学校のころにいつも馬鹿をやっていた。まぁ、親友って呼べるような奴だった。

でも、そいつは中学になるときに親に私立の進学校に行ってしまって以来連絡は一切取ってなかった。

そんな奴から久々に遊びの誘いが来たとなったら二言で了承するしかなかった。

そいつの家は、ちょっと山のほうというかその中間に団地があった。

その近くで待ち合わせて遊ぶことになった。

待ち合わせ場所であった、久々の親友はやっぱり昔とは背が高くなった以外は全然変わってなくて俺は

小学校の時のノリで話しかけた。

親友も、昔のノリで来てくれたのがうれしかったのか上機嫌だった。

そして、親友が今日はちょっと山にハイキングに行きたいんだといきなり言ってきたので俺はちょっと

迷ったが久々に遊ぶからまぁいいかって言うノリでハイキングに行くことにした。

用意は、親友がしてくれていたので(流石にズボンは短パンはまずかったから親友の長ズボンを借りた)

そのまま行くことにした。

ちょっと、電車でまぁ一時間程度の山だった。親友はよくこの山に来るやしいが俺は初めてだった。

慣れない山道で(親友は慣れた様子で登って時々振り返って苦笑いをしていた)俺はこけそうになりながらも

親友の後ろをついていった。

そんなに大きくない山だったので、ものの2二時間ぐらいあるいて頂上に着いた。

親友は、これくらいならハイキングにもってこいだね。

と笑いながら言っていたが俺は、もう膝が笑ってしまっていた。

もう、夕暮れのいい時間で夕焼けがすごいきれいに見えた。

親友も、綺麗だぁと感嘆をもらしていた。

もう、降りようぜと俺が提言したが、親友が夜のほうがもっといいのが見れると笑顔で返すので俺は

仕方なく夜まで待つことにした。こいつの笑顔にはいつもだまされてる気がするんだけどね

夜になるとあたりは真っ暗で来た道もわからないぐらいだった。

しかし、夜空に瞬く星は空を埋め尽くすぐらいの多さで綺麗だった。

親友が、これが見たかった。やっぱりお前と来るのが一番だな。

っと言ってくれた。俺は素直にこの言葉がうれしかったが正直に言えなかったので

照れ隠しにうっせっていって顔をそらした。

そのとき、暗い林の中に赤く光る何かを見つけた。それを親友に言うと

ものすっごいいい笑顔でマジか!見に行こうぜと誘ってきました。

しかし、俺はこの展開はちょっと心霊現象に出くわすんじゃないかと思い拒否をしたら

いいよ!俺ひとりで行くからと親友が勝手に行ってしまった。最後にお前はここで待ってて少し行ったら

ちゃんと帰ってくるからと大声でいって林の中にかけて行きました。

俺は、肩を落としながら近くの切り株に腰を落として待つことにしました。

しかし、30分たっても戻って来ません。

どっかで、こけて怪我してんじゃねぇか?と思い親友が入っていった。

ところに、恐る恐る親友の名前を呼びながら入っていきました。

少し、行くと先ほど見た赤い光のようなものがほわっと奥で光始めました。

あそこにいるかなと、光をたどっていくと広い広場?空き地?見たいなところにでました。

赤い光るはその広場の真ん中あたりで止まっています。

そしたら、その瞬間周りの林から大量の赤い光がぶわっと俺めがけて飛んできました。

しかも、うめき声のような音を発しながら迫って来ました。

逃げようにも四方八方からそれが来るので俺はかがんで頭を抱えながら震えていると肩をぽんっとたたかれ

ひぃっと声にならない声で振り向くとそこには先ほどまでいなかった、親友がなにしてんのって顔で見てました

俺は、安心したのは束の間で次の瞬間親友にどこ行ってたんだよ!っと怒鳴ってしまいました。

そしたら、友人がなんかもう時間らしいってつぶやきました。

そのあと、ここまで付き合ってくれてありがとな

と優しい声といつもの笑顔で行ったので、テレながら俺は当たり前だろお前の頼みだったら大概は聞いてやるよと

横を向きながら言って、友人の方に振り向き返すと友人がいなくなってて。

おいまじかよ・・・っと思いながら大声を出して探したが居なかった。

考えた結果、警察に行ったほうがいいなと思い当然山だったので携帯は県外でしたので

山を急いで下りて、近くの交番に駆け込んで友人が山で行方不明になったんです!

と伝えると警察は急いで捜索してくれました。

そして、親友の家にも電話してくれてそのとき驚愕の事を聞いてしまった。

親友の親が言うには、夏休みの初めあたりから家に帰ってきておらず今も探していたという

それを聞いて、警察と俺で(最初は、交番で待ってなさいといわれたが無理をいって付いて行かせてもらった)もう一度、

入っていった順序を思い出しながら山に入っていった。

もちろん、あの赤い光が集まっていたところにいった。

そしたら、その赤い光が一杯居た広場に地面から手が出ていた。

それを掘り起こすと、無残な姿になった友人を見つけてしまった。

俺は、その場でなにが起きているのかわからずに放心状態になっていた。

そして、気づいたら警察署のロビーに一人で座っていた。

そうしていたら、親友の親が俺のところに来て見つけてくれてありがとうと最後に一緒にいてくれてありがとうと

言われた、親友はあの山で殺されたらしい。

詳しいことは教えてもらえなかった。

その後いろいろあった、あと家に帰って起きたことをもう一度思い出していた。

あの笑顔でいろいろ話してくれていた友人が実は死んでいたこととか

その時携帯電話が鳴り始めた。メールだった。

そのメールを開くと、親友からだった。

内容は、見つけてくれてありがとう。お前だったらきっと来てくれるって信じてた。あの景色最高だろ。

お前に自慢したくていろいろ探したんだぜ。まぁ、俺は・・・だけど時々あの景色見に行って俺のこと

思い出してくれよな。じゃあ、な親友

って書いてあった。俺は、涙を堪えきれずに号泣した。

涙でゆがんで画面がよく見えてなかったが、気が付いたら画面に映っていたはずの親友からのメールが消えていた

それと、あいつが遊びに誘ってくれたメールさえも

俺は、親友のことを忘れない。いつか忘れてしまうかもしれないけど、またあの山に登ってあの景色をみて思い出そう

そう誓って窓の外の空を見た。

そしたら、窓いっぱいに死人のような顔をした。

人がびっしりうごめいてこちらを見ていた。俺は、眠るように気を失った。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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