短編2
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ダムでの除霊

あの日、俺は買ったばかりの新車の試運転を兼ねて、

友達のMとKのメンバーで某ダムにキモ試しに行った…

そのダムはG県でもかなり有名な心霊スポットで、

夜釣りの人が走り回る首無し男を見たり、

赤い色の橋からは赤ん坊の泣き声が四方から聞こえたりするかなり筋金入りの場所だ。

ダムまでの道は細く夜間だったので滑落にビビり、

行った事を後悔したが、

ここまで来たら…的なノリでダムまでやってきた。

駐車場に着くと、Mが一服

Kは少しびびってたが雰囲気を楽しんでいるようだ。

とりあえず俺達は人造湖が見える所まで歩いて行く。

昼間は綺麗な場所だが夜はかなりヤバい感じがした。

ポイントに到達したが暗くてよく見えない…

仕方なく適当に歩いて帰るかって事になった。

その時…Kが急に嗚咽を漏らした。

車にでも酔ってたのか?

いや、Kが指差した方向には…

何かちょっと透けてて作業着?みたいな恰好のオッサンが笑顔でいた。

俺は思わず「怖ッ!」と声を出した。

それが合図だった。

三人ともダッシュで俺の車の方に…

車付近に来た俺達はヤツが追って来てない事を確認すると、

ヤバいからとりあえず帰ろうって事になった。

が…Kは「このまま帰ったらついてくる!除霊しよう!」

と言い出した。

Mも頷いた。

俺はそんなん出来るのかよ!と半信半疑だが、KとMは2ちゃんねるで除霊法を見てきていたという。

奴らは、

いきなりズボンを下ろし、

自分らの尻を両手でバンバン叩きながら

「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」

と連呼しながら俺の車のバンパーに昇り降りを始めた!

「おまえら!ふざけjgdnej!!」

ガンガン傷んで行く俺の車…奴らは何かトリップしたように

白目を剥きながら、

「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!」

を繰り返していた。

一頻りやると奴らスッキリした笑顔で、

さぁ!帰ろう!と言った。

俺は友達は選ぼうと誓った。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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