中編5
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~ 夢 ~

注意事項を少し…

私の文章力は欠けており、また学生の時に出した読書感想文は赤ペンで『意味分からん』と書かれ返却された事があります

以上の事をふまえて、温かい目でお読み下さい

       ~ 夢① ~

これは高校の時のお話

私は中学から県営団地に住み、部屋は母と一緒だった

ちなみに家族構成は、『母』『兄』『私』の3人家族

部屋は三部屋あったが、『居間』『兄の部屋』とあてがわれ、母とは仲も良かったので同じ部屋を使うことに

それから三年の月日が流れ、兄が他県に行くことになり、私は『兄の部屋』をもらい、日曜日に早々と朝から荷物の移動を始めた

家の中といえども、部屋から部屋への荷物の移動は疲れるものがあり

お昼ご飯を食べて休憩していると、いつの間にか寝てしまっていた

段々と思考が浮上し、自分が部屋に横になっていると分かり

“あ~、寝ちゃったかぁ”

と思い、作業の続きをするために体を起こそうとした

しかし、体は動かない…

あれっ?と思い、あお向けの状態から少し周りを見渡すと、いつも見ていた『兄の部屋』なのに違和感を感じ、言いようのない不安にかられた

恐怖がピークに達し、“怖いっ”と目を閉じたと同時に何故か目が覚め、私は飛び上がるように上体を起こした

部屋には先ほどの違和感は無いものの恐怖は消えない…

私は、すぐさま母が居るであろう居間へと思いをはせ、足をもたつかせドアを開けた

が、何故か私の体は、また部屋で横たわった状態で、目だけがパチリと覚めた

ただ、先ほどとは違い“起きれた”という確信と安心感が私の中に溢れていた

実際に体に違和感は無く、起き上がり部屋を出て居間にいくと、母はお菓子片手にテレビを観て笑っていた

そんな母に癒やされ恐怖感も無くなり

“怖い夢みたよ~”

と笑って夢の内容を母に話していた

    【次の日】

今日は事実上初の一人寝

(昨日は夢が怖く母と一緒に寝た)

まぁ普通は小・中学生から一人寝するんだし…と意気込み、毛布と掛け布団を口元まで上げて寝ることにした

怖い怖いと思っていたが、いつの間にか恐怖より睡魔が勝ち、私は眠っていた

眠りの中、ふわふわと思考が浮上し

“あっ…、目が覚める”

と思ったと同時に、目が開いた

体が重く“疲れてるのかな~?”と思い、ぼやけた状態で寝返りをうとうとしたが体が動かなかった

ふと部屋を見渡すと、覚えのある違和感と言いようの無い恐怖が私の中にあった

そして、足の下辺りの位置に重みを感じた

何かが揺れている感じだった

掛け布団の膨らみにより、重みの正体は見えないが、居るであろう何かが怖くてたまらなかった

実際の時間は分からないが、5分程経つと重みは消え体が動かせるようになり

私は恐怖から

“母さんっ”と叫び母の部屋へ向かうべくドアを開けた

すると、またプツリと意識が途絶え気がつくと掛け布団を口元まで上げた状態で横たわっていた

今回も『起きれた』と思ったが恐怖感がぬぐえなかったので、明け方だったこともあり、私はテレビを付けて再度寝ることを諦めた

6時になり母が起きてきて、既に起きている私に対して

“珍しいわねぇ~”

と、笑った

母に昨日と似た夢を観て怖くて眠れなかったことを話すと

“一人寝に慣れてないからよ”

と言われ、

“そんなものかなぁ~”

と思いつつも納得し、忘れることにした

それから観る夢は全部同じ夢だった

同じ夢を観るのは、とても辛かった…

そして、同じ夢の変わりゆく部分が不安でたまらなかった…

『変わらない部分』は夢の中で二度目を覚ます事

そして、私が不安な『変わりゆく部分』は、2日目の足の下辺りの重みが段々と上に上がってきて、今では頭であろう部分まで見えてきた

なんで『頭であろう部分』としか思えないかというと、真っ黒で分からないが、私の頭のなかで『男の人』という認識があるためだった

同じ夢を観て、また数日が過ぎ最近では、真っ黒い部分に2つのポッカリ空いた穴(多分、目の部分)が見えるようになった

同じ夢を見続けて、3週間が経ったが終わりの見えない恐怖に疲れは溜まる一方だった

しかし、ついに私と『夢』の関係が変わる日が訪れた…

その日もふわふわと眠りの中にいながらも目が覚めていくのが分かった

もちろん場所は私の部屋で布団はスッポリと口元までかぶった状態

体は重く、指1本動かない

真っ黒い物体はユラユラ揺れていた

ただ、今日は何かが違った

今まで、ゆっくり1日1日近づいてきたのに、今回は異様に早く上がってきている

怖くてしょうがないが、何も出来ずいると

パッと場面が変わったように、目の前の黒い物体は消えて、部屋の電気が点いていた

体も軽く、自在に動かせる

今日は、いつもより怖かったので母の部屋に行こうと思いドアを開けた

パチリと目が開き、私は布団の中にいた

電気も点いたまま…

体は動かず、足の下辺りには『あの重み』

重みを認識した瞬間に、それは私の胸元まで一瞬で上がってきた

そして嬉しそうに『にんまり』と開いていく口を見た瞬間に私の中で何かが弾けた…

動かないはずの右手が無意識に動き、真っ黒い物体の『こめかみ』付近を思い切り殴りつけていた

真っ黒い物体は、私の右手の衝撃と共に左側に吹っ飛び悶え消えていった…

次の瞬間、目が覚めて

“あっ…、起きた”

と確信し、周りを見渡すと

私の右手が布団から出て、先ほど殴りつけた部分で止まっていた

そして、言い知れぬ爽快感が私の中を占めていた…

ちなみに、その日以降は同じ夢を観ることがなくなった

ネタかよと思われるかもしれませんが、これは本当に体験した事実です

1ヶ月近く見続けて本当にきつかったです

この話には『後日談』と『別話』があります

不評であれば投稿は諦めますが、聞きたいと言ってくれる方が『万が一にも、億が一にも』居てくれたら、書きたいと思います

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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二度起きる夢は何度か見たことあるので怖かったです( ´;゚;ё;゚;)