短編2
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保育園

以前美女エレベーターを書いた者です

前作は色々な方が見てくれて嬉しいです。

今回も話を書かせていただきます。

俺が小学校4,5年生くらいの時の出来事

俺はいつもの用に家の近くの公園で友達と遊んでいました

特に楽しい遊具も無くて広いだけの公園

俺は駄菓子屋で買った60円位の安っぽい飛行機を飛ばして遊んでた、けど段々と飽きが来るもので水でも飲もうと手を止めた

そしたら一人の友達が何気なく話し出した。

「あの保育園おばけが出るんだぜ」

彼が指差す保育園は公園の右斜め前にある近所の保育園で

説明するのが下手だが特徴を言うと

保育園の敷地は青い鉄の柵で、子供が外に出ようとして落下するのを防いでいる

地形上あの段差は仕方なかったのだろうが・・・

話を戻そう。

俺は急にそんな事を言う友達にビックリして顔に出てしまった

「本当だって!みんな信じないけど、お兄ちゃんが言ってたんだ、あの保育園に居た子供が事故で死んだんだって」

俺「おい、何いってんだよ?」

「お前までそんな事言うのか?!」

段々と興奮してきた彼が少し怖かった

今思えばこの時の彼はおかしかった、いつもと違ってた

どう違うか説明できないが違和感ってのがあったのだ

俺「お前なんか変だぞ?」

彼は「もういい」と言って帰ってしまった。

「何だよ・・・・・・」

俺も一人じゃつまらないから家に帰り晩御飯時に何気なく両親に聞いた

「ねぇ、あそこの保育園で事故あったって本当?」

父「うん?保育園じゃなくて公園じゃなかったか?」

母「あぁ~それで公園の遊具が何個か撤去されたのよね、遊具から落ちて首を折ったらしいのよ」

「え?……」

俺はその時解ったんだ今、家の前を通って行った救急車の目的地

彼が公園で誰に向かって喋っていたのかを

俺が水を飲もうと歩きだした時

<一人>の友達が何気なく話し出したんだ・・・・・・。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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