短編2
  • 表示切替
  • 使い方

死ぬと言う事

今回は拙者が目にしたマカ不思議な話をサムライ風に書かせていただきまする、怖くも落ちもない話であります故、今なら戻れます事お伝えいたします。

それでは幕を開けるでござる、拙者は気狂いではありませぬぞ。

時は平成!二人の親子は車と言われる鉄の馬に揺られ着いた所は怪我人を迎え治すと言われた医療所!少々汚くもなお堂々たる風格!生と死を操り天寿を伸ばす術者達の手業に寿限無と名をつけたお坊もさぞこの病院と言う物に驚きだろう

母「これ、何を突っ立ってますか行きますよ」

「後生です!後生ですから!お辞めになって下さい母上!」

母上は叫ぶ拙者の手を取り、幼く非力な息子を大きな病院へと引き込んだ

これが鬼畜の所業と言わず何と言う!

「細い尖った鉄を四肢に刺し!呪術より生まれた呪薬を体に入れるなど愚の骨頂!無事な訳がありませぬ!」

まぁ注射が苦手で駄々をこねて居たんです

受付が終わり後は呼び出しを待つだけ

幼かった俺には退屈だったので病院内をウロチョロしてた

少しして階段を見つけた、ここは1階なので上に行く階段と下に行く階段があり

俺は好奇心から地下に下りて行った

下に行くと階段だけに段々と薄暗くなり

階段を下り終える頃には緑色の光しか無かった、

パッとしないかも知れないが

港の倉庫ビルとか非常口に使われる緑のライト

会社とかにもあると思うから探して。

んで、目の前にドアがあるのよ重い鉄のドア・・・・・・そんでゆっくり開けたらまるっきり1階と同じ風景なの

絵も花瓶もカウンターもテレビの位置もまるっきり同じ

たださ、違う点がいくつかあって、薄暗いかなり薄暗い

緑色の淡い光しかないの

そんだけじゃない人が居ない

居るんだけどあれ人じゃない

みんな死んでる人しかも老人ばかり

だって頭とか足とか無かったり

それなのにみんな動いてるグルグル輪になってずっとグルグル回ってる

百歩譲って人間だったとしても

薄暗い緑の闇の中首ナシや片足の人がグルグル歩かないだろ

さすがに幼い俺でも逃げたよ危険って頭より体が動くのね

階段駆け上がり母の元について大泣きした

それから何年もたったがあの病院はまだある

彼等はまだあそこでグルグル回ってると思うと、少し悲しい。

怖い話投稿:ホラーテラー せいやさん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
14200
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ