短編2
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相方のノック

これは前回書かせてもらった時と同様、寮生活での体験です。

俺が住んでいた寮は、1人部屋と2人部屋があり各部屋にユニットバスがあります。

俺は当時、2人部屋で部屋の相方はかなり明るいタイプの奴でした。

俺と相方はお互い違う部活に入っていて、いつも俺が30分ほど早く部屋に帰ってくるのですが、俺も汗だくなのですぐ風呂に入ります。

するといつも相方は部屋に帰ってくるなり

「おーい!風呂入ってるんかぁ!」

と風呂のドアを何度も強烈にノックしてきます。

俺は「ういー!お疲れぇ!」

と言って、俺はいつもそのけたたましいノックで相方と帰ってきましたよの挨拶を済ましていました。

その日もいつものとおり、相方が部活から帰ってくるであろう30分前に部屋に帰ってきて、部屋に鍵をして風呂に入りました。

しばらくして、部屋の鍵が開いた音がしたと思うと…

「ドドドドドン!!」

と風呂のドアをノックされたので、いつも通り俺は

「ういー!お疲れぇ!」

と言いました。

いつもはここで

「ういー!」

などと言って相方は返事をするのですが、今日は返事がありません。

俺「なんや。今日は冷たいなぁ」

以前も落ち込んでいた時、返事がない事があったのでまた落ち込んでるんじゃないか?と思い、返事がなくても気にとめず、それからゆっくりしてから風呂から上がりました。

すると相方の姿がなかったので

「またどこか違う部屋に遊びに行ったのだろう」

と思って、しばらくテレビを見ていると

相方がいつもの帰ってくるテンションで

相方「お疲れぇ!今日はえらい長い事走らされたわぁ。」

その言葉を聞いて俺は…「そのせいで元気なくして返事なかったんかぁ。」と勝手に自己解決。

俺「ぉお!お疲れ!いつまで部活やっててん?(笑)」

相方「え?部活終わったん今さっきやで」

怖い話投稿:ホラーテラー りくさん  

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