短編1
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タクミ序章

わいの、ちっちゃいときになあ。へんな遊びはやったんや。

その名も「多数決かくれんぼ」ってゆうてな、隠れてほしいやつ一人を多数決で決めて、そいつだけ隠れて後全員探すっつーある種のリンチみたいなもんや。

いつも6人でつるんどったんやけど、決まって鬼になるのはタクミやったんや。

タクミはなあ、大人しかったんやけんど、さすがに毎日鬼は嫌やったんやろな。ある日きれたんや。

「もううんざりや!毎日毎日鬼ばっか。わしも見つける側がええ!」

まあ無理ないわな。当然の不満や。んでもな、わいらかて、探す方がええわけさかい、隠れてずっと待っとってもつまらへんやん。

んでよ、タクミ以外の連中で作戦たてとったんや

タクミがもし鬼やりたないいうたら、商品だすて。

あいつ単純やさかい、すぐのったわ。

「のう、たくみよ、んじゃもし、1時間隠れてみつからへんかったら、あんさんの欲しかったラジコンかったる」

まあ、これが悲劇のはじまりやったんや。

続きはコメント10以上で書くわ、ほなさいなら

怖い話投稿:ホラーテラー しょうさん  

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