中編3
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梅雨

こんばんは 怪奇現象君です。私を覚えてる方はいてるでしょうか?

暑くなってきたので投稿します。

梅雨も もう終わりなんですが・・

ジメジメした梅雨に 私が体験した話をします。

その日も 蒸し暑く 雨が降っていて とても寝苦しい夜でした。

雨の音が (ザー ザー ザー)

まるでバケツをひっくり返したような 雨 寝れないので しかたなく雨の音を聞いていました。

そしたら真っ暗な部屋が 一瞬明るくなり ゴロゴロ・・雷です

雷が好きな私は 雷を見る為に ベランダに出て

(ピカ ゴロゴロゴロ)

雷を見て 迫力ある重低音を聞いて満足していました。

ふと 下を見ると

街灯がわずかに 地面を照らしていて 少し不気味な感じがしていましたが 雷を見る為に空を見上げようとした時 (ピカ)

一瞬 明るく 町を照らした。

(ん?)

暗闇が照らされた瞬間に見たんです。 公園の真ん中に 女の子が立っているのを・・

私は錯覚と思い 目を大きく見開き 暗闇につつまれている 公園を見ていました。

また・・(ピカ)

一瞬 暗闇が照らされ 公園の中心が見えました。

傘もささずに 女の子が立っています!

私は(深夜に 雨にうたれ 濡れて 立っているなんて・・彼氏にでも振られたのか?もしかして ストーカー?)

少し笑いながら 公園を見ていました。

もはや雷より 公園の女の子が気になり 雷が公園を照らしだすのを 待っていました!

雷が(ピカ)

傘をさした 男が公園に入ってきました。

(お!キター!女の子を迎えに来たか )

私はベランダから身をのり出して 雨に濡れながら 雷を待った・・(ピカ)

(あれ?女の子を通りこした・・彼氏ではないのか けど こんな大雨の中 立っている女の子を無視して通りすぎるなんて!ひどい奴や!

それとも女の子がとても不細工なのか?)

そんなくだらない事を考えていると また雷が(ピカ)公園を明るく照らす。

すると女の子が 通りすぎた 男を覗いています!

傘をさして歩く男の・・

傘の上に乗り

傘の上から 男の顔を 覗きこんでいる!

私は(あぁ あ!ヤバイ!)

数々の浮遊霊 悪霊などを見てきた。怪奇現象君の私ですが・・

今回は女の子が霊だと わからなかった!

ゾク背筋に冷たいものが走る 視線を感じる!

私は 雷を待ち 公園を見ています・・

雷が(ピカ)

(ん? 公園にいない!女の子の姿がない・・

けど怨みがこもった 視線を感じる!)

私はベランダから身をのり出し 公園を見ている

(は!)わかったんです!

この怨みがこもった 視線が何処からおくられているのか・・

私はベランダから身をのり出しながら 上を見た!

すると上の階から私の姿を覗きこんでいる!

女がいるんです!ちなみに私の部屋は11階です。その女は一瞬で 12階のベランダの外壁にぶら下がっている!

私は その女の顔を見た・・

その女の顔は 獣のように 鼻 眉間 にシワをよせ 見開いた眼球は真っ黒で

剥き出しの歯の間から長い舌がぶら下がっている

女は・・(違う!お前じゃない。)

と言い

消えました。

さすがの私も何もできなくて・・あの女の顔を思いだしたら怖くて寝れなかった。

翌日 幼なじみの坊主に 話をしたら

坊主は(よかっな・・あきら!

その女は強い怨みで 鬼になりかけてて 自分を殺した相手を探してるんや。

完全に鬼になったら みさかいなく 人を怨むようになる・・)

と言い 私にお札をくれた。

調べたら私が住む町で18年前に レイプされて殺された事件がありました。

きっと彼女だと思います・・

たいして怖くない くだらない話ですみませんでした!

怖い話投稿:ホラーテラー 怪奇現象君さん  

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