短編2
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電話の警告

実話です。

この前深夜に東京で震度4の地震があったよね。その時の話。

熟睡してたら電話が鳴った。プルルルルルという電話の音に一度は起きるが眠いのでまた寝た。

電話は執拗にかかってきてもう4〜5回は鳴っていたと思う。

寝ぼけていたが俺は考えた、こんな真夜中にしつこくかかってくるなんて誰か親戚でも死んだのか?

どちらにせよセールスなどのくだらない用件でない事は確かだ。出よう。そう思って体を起した。

「はい・・・もしもし?」

「あー起きたかぁ?そうかぁ。」それは近所に住んでいる友人の声だった。

「起きたかーじゃねーよボケクソ、何の用だよ」寝ぼけつつも俺は友人に罵声をあびせた。

その瞬間グラグラという横揺れとともに大きな地震がきた。

「おお、地震か・・・でかいな。お前んちのボロ家は大丈夫か?w」

「ツー・ツー・ツー・ツー・ツー」友人は既に電話を切っていた。

ったく何の用だよあのやろう、真夜中に起されて不快きわまりない俺はブツブツと友人の悪口を言いながら二度寝をしようと部屋に戻る。

部屋のドアを開けた瞬間、そこにひろがっていたのは凄まじい光景だった。

地震で棚から落ちてきた雑誌や鉄アレー(5kg)、その下敷きになっている俺のベッド。

その時はベットの上にある邪魔なものをどかして、すぐ二度寝したが次の日の朝に昨日の光景を思い出して友人に感謝しまくった。

だが友人は俺の家に電話した事などまったく記憶にないと言う。不思議なもんだ。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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