長編7
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赤い女

いろいろ経験あるんだけど その中の話の一つ

このお話は 今から3年程前の夏のお話

もう恐怖も薄れてきたので書きますね。文章書くの得意ではないのでそこはご了承を!

その日も自分は深夜までオンラインゲームをやっていた。

結構その時期めちゃくちゃはまっていて

ちょうど仕事も明日休みの日で そんな日は 朝方近くまでやっていたのね

でね、ほら ああいうゲームって 課金アイテムあるじゃないですか

で どうしてもほしいアイテムがあって でもどうすれば買えるのかわからなくて

ネットで調べたら コンビ二でWEBマネーってやつで買えるって知ってさ

今すぐほしくて さっとスニーカーはいて

傘もってすぐに出かけたわけ (夜中1時半ぐらいだったとおもう)

外はどしゃぶりの雨

(今思えば 朝まで待って行けばよかったとまじで後悔してる)

でも 頭の中はほしいアイテムのことでいっぱいでさ 

(よせばいいのにね その時だけはすっかり あることを忘れていた・・・)

家に続く坂を逆に下りながら

ああ 左に500メートルほど いけばコンビ二の○○○○○○○あったよなあ

って思いながら 坂を下った先を 左に そのコンビ二へ とぼとぼ むかったのね

《 ざー ざー ざー ざー ざー 雨脚は強くなるばかり 》

で200メートルぐらい歩いたかな あともう少しって思ってさ

と同時に 目の前の道 直線から急な下りカーブになっているんだけど

その場所が視界にはいって あることを思い出したのね

ああ ここって そいえば 魔のカープみたいなこと 言われているんだよなあ

っていうのもさ 実際その場所 人身事故も多いらしくて 人も数人亡くなっていてさ

その半径100メートル以内でいうと

殺人 首吊り とかあった場所らしくて ちょっと離れたとこに精神病院もあるし

地名が ○の△(体の一部)っていって

昔 戦場があったところで ○に△(体の一部)がごろごろ転がっていたらしいし・・・

まあ 自分はこの地域に引っ越してきてそんな月日もたってないし

正直いわれだけで 事件のこととかはよくは知らなかったし たしかになんか嫌な感じだけども

先が見えなくて暗いけど カーブ手前にちゃんと街灯もあるし・・・

たしかに怖いけど 大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせながら

そのカープ手前まできたのね

でね なぜかわからないんだけど

そこで 自分 道路横断したんだ

(今思うと 車が来る気配も ライトもないし ここで渡ったほうがいいと思ったんだとおもう なぜなら コンビ二が渡った側にあったから)

shake

で 渡りかけてた道路の真ん中位

自分なにかにつまずいて

ガクッとこけたのね

そのとき

傘は風にビュっ~ て 

飛ばされた(左に飛んでいったのがかすかに見えた)

自分は

崩れるようにして道路に 両手と両膝をついてた

その瞬間に

ざー ざー ざーっていってた雨がパッタリと止んだ・・・・・・・・・・・・・

shake

自分その時 泣きたくなるぐらい怖くなった(いい年だけどやっぱり怖いって)

だって さっきまで鳴ってた雨音が急に静まり返って

時間が止まったような気というか

説明しずらいけど 空気っていうか 

あっち側の波長っていうのにピッタリ合った気がして

しかも 眼前の先は道路のコンクリートだしね 

このままじゃ やばい いつ車もくるか わからんしって

とっさに

首をあげようとした瞬間

キーーーーーーーーーーーーーーーーーーン 

キーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

shake

激しい耳鳴りと急激な寒気

そして硬直する身体 金縛り

そんな自分の目の前になぜかいる

赤い女

赤い女

赤い女

実際はその時 下半身しかみえてなかったとおもいます

だって

目の前に30センチぐらいの位置でしたし

近すぎて全体像は見えてませんでした

今までいろいろと霊的現象は経験しましたが

この時ほど 目の前のものに

消えてくれって思ったことはありません

自分の心臓が聞いたこともないような速さで

加速していくし

瞬きもできずにいました。

たぶん目をつぶったら

持っていかれる

持っていかれるって

強く感じた気がします

その時

自分必死で声にならない言葉でお経となえました

なふほうへんげへえきょお

なふほうへんげへえきょお

なふほうへんげへえきょお

(正しくは南無妙... ですが言葉にならない)

何度も

何度も

消えてくれ

消えてくれ

って思いながら

でもね まだいるんですよ 消えないんです

何度唱えててもね 消えてくれない

必死に唱えてもね 消えてくれない

どうすればいい?

どうすればいい?

どうすれば? (この状況恐ろしすぎて思考が混濁してたとおもいます)

たふけて ふらはい

たふけて ふらはい

たふけて

(あいも変わらず 目の前には赤い女)

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

自分情けないですが謝りました 自分が悪いわけでもないですが・・

そういうしかなかったし そう思いこむしかなかった

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

どれくらいその言葉を繰り返したかは 覚えてません

ただこの時 明らかにおかしかったなあって 思うことは

強烈な耳鳴りはあいも変わらずしているのですが

左からは 女の人のすすり泣く声のような音 声が

イヤホンの音量が少しずつ 上がっていく感じで

雑音とともに混じるって聞こえているっていうか

表現はしようがないんですけどね

『ざざっ・・う・・うぇ・・ぇえん・・・・ざ・・ぎ・・ぐ・あ・あああ あああああ』

言葉に置き換えるとこんな感じで

右からは 女の人の唸り声 こっちは

結構はじめからクリアに聞こえてくる感じで でもところどころなので聞き取れない

ただ人間の 女性の声っていうのだけは はっきり分かりました。

『あな・・・くっ・・たがっ・・さんし・・ぜったい・・・』

自分はやはり その音 声が両耳から聞こえてきても

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

ごふぇんなあい

って言うしかない 

正直もうだめだって 恐怖の限界感じました

その時 その目の前の 赤い女の人が動いたんです

右腕だけ  

ぴくっ

ぴくっ て なんていうんですか 痙攣しているような 感じでした

それがだんだん揺らいでる感じに...

あきらかに普通ではない感じに

横にぶらりぶらりと激しくなる...

shake

shake

wallpaper:43

それに呼応するかのように

耳に響く

ノイズのような音に嗚咽まじりのような女性の声と

憎しみが混じった感じの女性の声も

(あきらかに口調が激しくなったという感じでした)

耳塞ぎたくなるぐらい間近に大きく

間近に大きく

大きく

聞こえはじめた瞬間

...

wallpaper:63

右側の方向から光が

くるまあああ~

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

うっ

自分の身体をひねるように後ろへ

力をこめたっていうか意識を集中したというのか

はっきりしてませんが

気づくとカーブ手前の街灯のしたの路肩でした

たぶん四つん這いではったと思います(デニム膝の部分が汚れて擦りきれたので

と同時に自動車のエンジン音が遠ざかっていくのを

聞きました(普通ひきそうになったらクラクション鳴らすか急ブレーキかけそうなものですが)

自分 車から見えてなかった?のか 後から考えるとそれが一番怖いです

それから道路振り返らずに(振り返る勇気ないです)

必死に

自分の家へ向かって 走って戻ったのは確かです

靴(スニーカー)は両方ぬげてました

というのも かかとふんで歩く癖があるので

四つん這いで路肩につく間に脱げたんだと思いました

だから靴下のまま 濡れながら走って帰ったんだと思います

家に帰ってもさきほどの怖さがわすれられず

家中の電気全部つけて寝れずに朝まで震えてました

ここで話終わりそうなものなんですが

これだけでは終わりませんでした。

朝まで震えてた自分は部屋に射し込む朝日の光を見て安心

したのかいつの間にか寝てました

目覚めたのは午後3時くらい

ピンポン~♪

チャイムの音でした

友人でした

前からその日家に遊びにくる約束をしてたのです

見なれている友人の顔を見て安心した自分がいました

本当にありがたかった

で自分は昨夜おこった話を友人にその話をしました

友人はそれ夢だろ 夢オチだろっ ふざけんなや っていいましたが

自分が必死に話す姿を見て信じたのでしょうか

マジかあ~こええって 来るとき通る道やん たしかにあの道そういう変な話聞いたことあるけどさあ

そんな怖いのは聞いたことねえわ

自分「..... 」

友人「...... 」

友人 「俺 もう帰るわ... 」

友人もこわかったのでしょう 帰ると言い出しました

帰り際に自分友人に

すまんけどさ スニーカーカーブ手前の道路あったら

拾っておいてくれんなあ

て頼みました。(自分とりにもどる勇気ないので)

友人「ああ... まだ昼間やし 落ちてたらな」

それから五分後

チャイムの音♪

あったで... 友人でした

あのカーブ手前の路肩に落ちてたらしく持ってきてくれたのでした

自分「ありがと まじで 」そういってそのスニーカー受けとりました

ん?

ん?

ん?

なあ

なあ

友人 怪訝な顔して「ん? どした このまま持ってきたで」

自分

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「なあ

靴の紐どうしが、がんじからめにからまってるんだけど?」

(固結び)

あの赤い女の幽霊に誘われたことだけは事実だったようですね

あの世へ...

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