短編2
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輪廻

自分、昔小学二年の頃から高校卒業するまで

父親の実家宮○県にすんでいました。その頃家の前に

父のおばあちゃんが一人住んでいたのですが

自分正直あまり好きではありませんでした。

他の従兄弟(同じ年代ぐらいの親戚の子がたくさんいたがその扱いの差がひどすぎた 態度、口調すべて)

まあ、子供ながらにそれが分かるので特別嫌だったのかもしれません

そのおばあちゃんにある時

クーラーボックスいっぱいの魚を母方の実家から

おくったのですが

どうやらその中にでかいフグが数ひき混じってました

おばあちゃんフグは毒あたったら死ぬっていう知識は

あったのでしょう 食べずに

(当たり前ですね調理は肝臓とりのぞかないとそれも

ぶぐ専門の調理免許いるぐらいですから素人はまず無理でしょうし

とそのままだったらよかったのですが

何を考えていたのか

自分の家のまわりをよく徘徊してた

野良猫にやったのです

そのことを自分ら家族は次の日 翌朝に知ることになります

自分は当日中学生

朝食を食べ支度をして家を出ようと玄関をあけた瞬間

玄関前に猫が数ひき横に倒れた状態 近づいてみると

泡を吹いて 息絶えてました。

その前日の夜 悲鳴に似た鳴き声「ギャ~」を数回聞いた理由を

その時知ることになります。

それから数年後自分は進学のため家族全員、山○県で建家を買い引っ越しました。

それから二年後、母が猫を拾ってきます。

最初まあ動物飼ったことがなかった自分も次第に

その愛らしさがたまらなく

それ以降、捨てられた猫を拾ってきたり

その猫が大きくなってどこからか

子猫を連れてきたりと

最近まで我が家には猫がいて幸せでした。

(みんな老衰で安らかになくなってます15年以上生きました。家族全員かわいがったので幸せだったと思います)

今は妹の子供が生まれ、もう飼わないと母

家に最後にいたのは黒猫のももこさん

最近そのこは旅立ちました

その時、自分思い出したんです。昔おばあちゃんがあんな形とはいえ殺した猫の数 六匹

今まで引っ越した家で飼ってた猫の数 六匹

つぐない できたんでしょうかね?

Concrete
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