短編2
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カーブミラー

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小学校の頃…。

友達と塾に通い、その帰りに学校に行って遊ぶことになりました。

それはいつものことでしたが、その日はたまたま少しだけ遠回りする道を選んだのです。

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自転車で友達が前を走り、私がそのあとを走る。

楽しく話をしながら走っていると、私たちは白っぽいワンピースを着た女の人とすれ違った。

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私は話に夢中になっていて、このあと何して遊ぼうか考えていたら、突然友達が

shake

『ギャーーッッ!!』

と叫び、急に立ちこぎで走り出し

『ヤバい!ヤバいヤバいヤバい!!!』

と叫び出したのです。

私もビックリして必死に追いかけ

『何っ?どうしたの!?』

と聞くと

『さっきの女!!ついて来てる!!』

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しばらくして落ち着いてから友達に聞くと、白いワンピースの女とすれ違った時、友達はなんとなくその女を不気味に思ったらしく、私と話をしながら後ろを振り返ったらしいんです。

するとさっき女がいた場所に姿はなくてホッ…としたその時、

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何かがゆらゆらカーブミラーに写っていて、自然と目が行ってしまった…

ミラーにはさっきの女が写っていてその動きと早さが異常…

こっちは自転車に乗って走ってるのに、すごい早さで追いかけて来ていたそうです…。

その動きは人が走ったりして追いかけてるというよりは滑るようになめらかで浮いている感じ。

生きてる人間の動きじゃなかったと言っていました。

友達の様子を見ても、どんな恐ろしいものだったのか…

考えただけでもゾッとする体験でした。

その道は実家のすぐ近くですが、まったく使いません。

私のママも『白い服を着た女の人がいた』と言ってた事があるので、もしかしたら…何かあるのかもしれません。

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