短編2
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違う

「……は!」まただ、疲れてるのかなぁ。

私は出勤時間より、かなり早い時間に起きてしまったが、ここ何日かこんな感じなので寝る事を諦め支度をはじめた。

しかし疲れは溜まっていく。

「はぁ〜きついなぁ↓今日は仕事が速く終ってよく眠れますよぉに…よし!」

私は気合いを入れ仕事に出掛けた。しかし私の願いも叶わず今日も残業だった。

クタクタになり家に着くと、そのまま眠ってしまった。

悪夢を見た。内容は帰宅途中に包丁を持った男の人が追いかけてくる。私は急いで逃げるのだか、捕まってしまい…グサッ

「……は!」まただ。ここ何日か、というか最近毎日この夢を見て同じ所で目が覚める。もう何度も同じ夢を見すぎて、その男の顔も覚えてしまった。

もぉ嫌だ!仕事も悪夢も!

そして今日も残業だった。私はいつものように駅を出て、公園を抜けて帰っていると、前から男が走ってきた。近くなるにつれ私は何か嫌な予感がして、すぐ横の電話ボックスに逃げこんだ。

そして男が電話ボックスを横切る時、私は見てしまった。……夢の男!?

いや、そんなはずはない。私疲れてるんだ。そう自分に言い聞かせ、電話ボックスから出ようとすると、またその男が後ろから走ってくる。

私はそのまま電話ボックスの中にいる事にした。男が近ずくにつれ心臓が走りだし、足は痺れて浮いているような気持ちになった。

しかし、男はまた普通に通りすぎていった。

やっぱり疲れのせいだ。あと夢の男が現れるわけない。もう帰ろう。

電話ボックスからでて歩きだした。するとまたあの男がいた。立ちどまっていた。また心臓が走りだしバクバク言いだす。

だんだん男との距離が近くなっていく。

私は自分に言い聞かせた。大丈夫。疲れてるだけだし夢は夢。そして、男とすれ違うとき。男が…

「夢の時と違うじゃねぇかよ」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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