中編3
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写真

部活の友達が運動会で好きな女の子(A子)をカメラで撮っていた。

翌日、友達が変なことを言ってきた。

友達「おい、この写真見てくれよ…」

私「ん?」

写真を見たら、女の子が校庭でかけっこしてる写真だった。

私「それがどうかした?」

友達「校舎見てみて」

(写真の背景には校舎が写ってる)

私はよく見てみた

すると誰かが屋上から飛び降りていた。

私「なにこれっ!」

もちろん、飛び降りた人などはいない。

私は先生に見せよう。と言ったが、友達は女の子を撮っている事がバレるから嫌だ!と言った。

私「じゃあ神社にお祓いして写真を処分してもらおうよ」

友達「そうするよ」

その日、部活を早めに終わらした私と友達は近くの神社に行った。

そこでお祓いをしてもらい、写真を燃やしてもらった。

3日後、皆で部室を掃除していた。

私「倉庫の整理するから、B君は(友達)部室やってて」

そう言い倉庫の整理をしていた。

砂を掃くため用具入れを動かした。

すると一枚の写真が用具入れの裏に落ちてた。

私「大会の写真かな?」

拾って見てみると、あの写真だった。

私は友達にその事を話した。

友達は怖くて震えていた…

友達「なんだよこれ…もういいよ。捨てちゃえよ]

半泣きになりながら写真を破って、道路の脇の溝に捨てた。

次の日、朝の連絡網で登校禁止と言われた。

実は、前日の夜、A子ちゃんが屋上から飛び降りたそうだ…

私と友達はそれを先生から聞いた。

友達はさらに飛び降りた場所を聞き出した。

先生は多少ためらったが、話してくれた。

するとあの写真の飛び降りていた場所と同じなのだ。

さすがに寒気がした…

それから一週間

ようやく登校許可がおりて、いつも通りの生活が始まった。

夏休みが近かったので学校を休み前の大掃除をした。

すると私の所にB君が来た。

B「…これ拾った…」

それはあの写真だた。

しかも走ってる子はB君になっていた…

私「なによこれ…A子じゃなくてあんたになってるじゃない…」

B「俺、今日また神社に行ってくるわ…」

私「うん、そうしな」

次の日、登校禁止になった。

B君が飛び降りたのだ…

私は悲しくて泣いた…

全てを先生に話した。

先生「もうその事は忘れなさい。」

それから数ヶ月

夏休みも終わり、

何事もなく普通の生活をしていた。

私「そろそろ冬休みだね」

C子「そうだね。休みは一緒にスキー行こうね。」

私「うん!」

一週間後、休み時間に隣のクラスからC子が来た。

C「こんなの落ちてたよ。」

写真だった。

写真はあの写真で私が走っていた…

背景では誰かが飛び降りてる姿が見える…

私は死ぬのは学校なんだから、家から出なければいいんだ!

そう考え、その日はCの家に泊めてもらった。

次の日、

Cの母「C!C!担任の先生から電話よ!」

眠い中、母親の声で目が覚めた。

Cは電話にでた。

先生「実は、昨日の夜D子が屋上から飛び降りたんです。なので今日は休校にします。」

C「いや、D子なら私の家に泊まってますが…」

Cは慌ててD子を起こしに行った。

するとD子は居なかった。

代わりに写真があった。

それは、C子が走っている写真だった…

怖い話投稿:ホラーテラー 本当の恐怖は僕のママさん  

Concrete
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いつ、この連鎖は終わるのでしょう(u_u)

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