短編2
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エレベーター

自分の家の近くに、友達の住む八階建てのマンションがあるんですけど、そこはよく飛び降りがあって。

そのマンションに住む友達と飲む事になり、仕事が終わってから向かいました。

いつもは、自分の家で飲む事が多いんだけど、『たまには俺の家に来なよ』って、話になって行くことに。

しかも、そのマンションは夜の十一時以降から、エレベーターが一階一階止まるんで。

友達の家は七階で、七時半くらいから飲み始ました。

十一時以降エレベーターが、一階一階止まるのを知っていたので、何とかそれまでには帰ろうと思ってたんだけど、酒を飲んでる内に(まぁいいや)って、なってきて、結局夜中の二時前くらいまで飲んでしまいました。

その友達に『またな~』って言って、戸を閉めた途端に、夜中だから当たり前だけど、スゴく静かで、かなり後悔しました。

とりあえず早く帰りたいので、エレベーターの前に行って下のボタンを押して、エレベーターが来るのを待ってました。

(なんだよ~七階に来るまでも、いちいち止まるのかよ~!早く来ないかな~)って思いがら待つ時間は長くて。

しばらくしてエレベーターが来たので、急いで一階のボタンを押しました。

ゆっくりとドアが締まり、下へ向かい始めました。

六階…。

(早くドア締まって下に行ってよ)

内心そんな事を思いながら、ずっとビクビクしてて。

それで、五階の時でした。

エレベーターの真っ正面の壁に、若くて髪の長い女性がしゃがんで下を向いていたのです。

顔などは、下を向いてたので見てないですけど、とにかく怖くて怖くて。

今まで、自分はそういう体験とかした事ないし、あれがただの人なのか何なのかは分からないけど。

とにかく急いで帰って、友達にその事をメールしました。

まったく信じてくれなかったけど。

実話です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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