短編1
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見られてる

2年前、当時付き合ってた彼女と俺の友人の家に泊まりに行った

夜中までアホな話で盛り上がり、酒も入っていたせいもあって気づいたら3人とも寝てしまっていた

夜中にふと、目を覚まし隣を見たら彼女が真っ暗な部屋の中の一角を凝視している

「どうしたの?」って聞いたら

「見られてる」って

俺も多少霊感はある方だったけど彼女は結構見える人みたいで、その時も何もない空間を凝視したまま固まってて、俺も目を凝らして彼女が見てる空間を見るけど何もいない

その頃には俺は「感じる」程度だったし、その時も実際見えなかったので俺は霊感なんてなくなったんだろうなーと

まあ、変に怖いものを見たくもないし彼女に

「残念だけどお前が見てる空間には俺には何も見えないし、気にせずに寝よう」って言ったの

そしたら彼女

「あそこにはいないよ」って

「私はソイツと目があったから怖くて目をそらしてるだけで、まだそこにいる」って震えながら指さすの

テレビ棚と本棚の隙間を

で、恐る恐る見たのさ、その隙間を

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隙間にはすっごい形相の女が包丁持ってこっちを睨んでた

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