短編2
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友情 

私が前住んでいた町で体験したことを載せます。

私が高校生のとき友人(A)が、唐突に[働かざるもの食うべからず]と言いだしました。

私は聞かなかったふりをして、

[あ、ごめん聞いてなかった]

と言いその場をながしました。ですが、Aは狂ったように

[働かざるもの食うべからず]

と言い続けていました。私は怖くなりその場から逃げ出しました。

次の日Aは何事もなかったように、[おはよ~]と、私に話かけてきました。

私も昨日の事は考えずに[おはよ~]といいました。ですがAの表情がこわばり、[なんで、昨日置いていったの]と言ってきたので、私はとっさに[急ぎの用事があったから・・・]と言い欠けたところで気づきました。

Aがすごい目で睨んでいることお、私は、[どうしたの?]と聞くとAは[な・・う・つ・・]最初は聞こえなかったんですが次第に声が大きくなり[なん・嘘つ・・][なんで嘘つくの!]と最後には周りにいる人に聞こえるぐらいの声でいわれました。

[なんで嘘って思うの?]私がそう聞くとAは[昨日ずっと(私)の後ろに居たから。]私は嘘だと思いましたが。Aが怖くなりその場から逃げだしました。

学校にいた間もAが近寄っててきては、逃げ、近寄ってきては、逃げの繰り返し。学校が終わってからもAが近寄ってくるので、ダッシュで家に帰ることに、親は出かけており襲われるなら今だなと思いマンガを呼んでると、ピンポーンとインターホンがなって、外を見てみると居たのはAでした。怖くなり居留守をきめていると、すごい勢いで[ピンポー、ピンポ、ピン、ピピピピ]とすごい勢いで押しています。

自分の部屋でうずくまっていると窓が割れる音が、そしてなにかを引きずりながら自分の部屋の前まできてドアをドン!ドン!と叩いてきます。

一発でかい音がした後ドアが倒れました。Aは斧を振り回しながら、[働かざるもの食うべからず、だったら働くものは、なにを食べてもいいんだ!]と言っています。私はなにが言いたいのかわからず、ただAを見ていました。私は殺されたくない一心でAをそばにあったアイロンで、笑い狂っているAを殴りました。

気づくと私はベッドの上にいました。後から聞いた話、私も狂ってアイロンを振り回していたとのこと。

[働かざるもの食うべからず又食うもの働かざるもの] 

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん   

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