中編3
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夢の地図、現実の先導者

夢を見た。

本屋に要らなくなった本を売りに行く夢。

入ってすぐレジに本を渡し、買い取り番号札を受け取った。

いつものようにシングル、アルバム、105円コーナー、DVDの順に見て回った。

商品の入れ替えがめったにない為、どこに何があるかはほとんど覚えてしまっている。

十分程して、レジに呼ばれた。

さて、買い取り額は・・・、250円?

お前ら、どうせ売る時は倍以上の値段にすんだろ?

渋々サインし、代金を受け取った。

受け取った代金で本を買おう。

最近ラノベにはまっている俺は「かれこん。」の在庫を見に行った。

ラノベコーナーには所謂オタクっぽい学生がたくさんいる。

俺は立ち読みしない派なので、やつらが場所を譲るまでイライラしながら待つ羽目になる。

大人げなく舌打ちでビビらせるテクも持っている。

今日も結構待たされた。

やっとの思いでレジに表紙を伏せて持っていった。

代金を支払うところで夢が覚め・・・、た。

日常生活の夢を見ることほど「もったいない。」と思うことは無い。

本当なら桃にバナナを突っ込んで・・・。

予定通り本屋に行くことにした。

入ってすぐレジに本を渡し、買い取り番号札を受け取った。

いつものようにシングル、アルバム、105円コーナー、DVDの順に見て回った。

商品の入れ替えがめったにない為、どこに何があるかはほとんど覚えてしまっている。

十分程して、レジに呼ばれた。

さて、買い取り額は・・・、250円?

お前ら、どうせ売る時は倍以上の値段にすんだろ?

渋々サインし、代金を受け取った。

受け取った代金で本を買おう。

・・・、やっぱ止めた。

雀の涙でも貯金して大洪水起こしたる!!

なんてな。

よし、帰るか。

「おい!!!」

えっ、誰だ!?

「てめぇ、夢と違うだろ。ラノベ見に行け。」

「はぁ?誰だあんた。」

「夢の通りにしろ。殴るぞ。」

怖い人だなぁ。

とりあえず言うことを聞いた。

喧嘩したことないし。

じゃぁ、「かれこん。」買わないといけないのか。

ラノベコーナーには所謂オタクっぽい学生がたくさんいる。

俺は立ち読みしない派なので、やつらが場所を譲るまでイライラしながら待つ羽目になる。

大人げなく舌打ちでビビらせるテクも持っている。

今日も結構待たされた。

やっとの思いでレジに表紙を伏せて持っていった。

代金を払って・・・、さぁ、帰ろう。

さっきの人はいなかった。

誰だったんだろう。

店を出てしばらく歩いて・・・、えっ!?

いつも使うバス停にトラックが突っ込んでいた。

うわ、こえ~。

これは友達に話すことにしてと。

あっ、そのままラノベ買わずに店を出てたら俺も・・・。

その日から毎日夢を見ることになった。

さらに、夢をすべて記憶しなければならない。

夢の通りに事を成さなければ自分によくない事が起こる。

だが、全て覚えられるわけがない。

あの人を探さなければ。

あの人に夢の通りになっているか確認しなければ・・・。

毎日、毎日・・・、夢が人生の釘になる。

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