短編2
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蠢く者達

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中学2年の夏休み、8月に入ったばかりの日だ。

きっかけは友人のAが放った一言だった。

「ねえ、お前と俺とB(友人)で、D山に行こうよ」

その言葉に僕は少し戸惑った。

D山は、自殺の名所で有名な山だったからだ。

しかし、夏休みで暇ということもあり、

僕達3人は、D山に行く事を決めた。

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さすがに夜に行く気にはならず、僕達は

昼間に山に行く事にした。

いざ、山に入ってみると始めはとても怖かったが、

特に何も起きず、僕達はだんだん飽き始めていた。

その時だった。

お、おい・・・あれ・・・

Cが小さく声を出した。

何だよ・・・僕達はCの指す方向を見る。

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少し開けたその場所に何かが見えた。

少しずつ近づくにつれ、それが何か、僕達には分かった。

肌色の皮膚、黒い毛・・・

し・・・死体だ・・・

Cは静かに喋った。

嘘だろ・・・

僕達は本物の死体を見るとは思わず呆然としていた。

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辺りには蝿が数匹飛んでおり、少しだけ腐敗が進んでいるようだった。

ぼこっ・・・ぼこっ・・・

死体の皮膚が突然蠢き始めた。

まさか・・・生きてる?僕達は急いで死体だと思っていた者に声をかけた。

しかし次の瞬間、ぼこっと膨らんだ部分が破け、大量の蛆が湧いてきた。

よく見ると死体の様々な所が膨らみ始めていた。喉、足、手・・・

まだ体の中にたくさんいるんだ・・・

Bはすでに嘔吐していた。その後の事は覚えていない。

どうやって帰ったのか、気がついたら森の外にいた。

僕達はあの時の体験を一生忘れ無い。

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あ・・・話の途中で間違ってるところがあります。
Cと言う人物が出てますが、これはまちがいでcはBと同じ人物です><

cは4人目だけに死人、な~てね。