短編2
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足音

暇だったら読んで下さい。

今から16年前ことです。

たしか夏休みだったので8月に体験した話です。

小学生だった私は仲間数人と夜の学校のプールで遊ぶ計画をたて、仲間と共に学校へ行きました。

学校に着き1時間ほど遊び飽きてきたころ、仲間のリーダーのMが『今から肝だめしやろーぜ』と言ってきました。私はビビりなので内心(勘弁しろよ)と思ってましまたが、皆テンション上がっていて行く事にしました。

校舎に入り(ボロい学校だったので鍵など掛って無い場所もありました)Mが『3階からまわる?』と皆に聞くと、皆賛成でした。

3階2階と見てまわり『こえぇ〜』『何ビビってんだよ』など騒ぎながらまわってると、私の次にビビりのHが『ちょっと待って。何か聞こえない?』の一言に皆静かになりました。『なんも聞こえねぇーよ』『お前ビビりすぎなんだよ』など言ってますが、皆さっきまでのテンションじゃなくなり帰る事になりました。

2階から1階に行く途中何か音が聞え止まりました。

ペタペタ…裸足で廊下を歩く音が聞える。それも一人じゃなく沢山の。

私達は震え上がり出口に向かって走りました。

その間も足音は聞え近付いてきます。

出口まであと少しの所で『コラァ!こんな時間に何やってる!』と警備員さんの怒鳴り声。

警備員さんに事の経緯を話すと『そんな事あるわけ無いだろ。帰りなさい。』と言われその日は帰りました。

次の日にプールで先生に昨日出来事を話すと『それは無いだろ。うちの学校は夜警備員雇ってないよ。しかも今は夏休みだろ。』

その出来事は仲間の中で自分達の勘違いって事になりました。

長々下手くそな文を読んでくれて、ありがとうございます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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