中編2
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友達の家で・・・

友達の細川って奴の家に遊びに行った時の話し。

当時の俺はまだ15歳のバリバリのヤンチャで悪いことばっかしていた。

その中でも凄く立ちの悪い奴がいた。

それが細川だ。

こいつはキレると四、五人で抑えないと止まらない奴で万引きやカツアゲなど当たり前のことだった。

そんなある日のことだった。

学校の放課後にいつもどうりに細川と一緒に帰った。

二人は会話もせずにただただ先に進む一方だった。

それもそのはず、二日前にケンカをしたばっかだったからだ。

勇気をふりしぼって細川に話しをかけた。

俺「そうだ、久しぶりにお前の家に遊びに行っていいか?」

細川「・・・」

俺「二日前は、す、すまんな」

細川「別に気にしてねぇーし」

俺「なーんだ、謝った俺が馬鹿だったわ」

細川「なんやと?」

俺「はは、ははは(笑)なんや、その顔」

細川「にひひひ(笑)」

二人で何が面白いのかがわからないが、結局細川の家に遊びに行くことになった。

細川の家ってのは実家がアパートをやっていて、両親は副業をしている。

その日はたまたま両親がいないためラッキーだった。

両側には草木があり昼間は眺めがいいが夜になると一変して凄く暗い感じだった。

家に着くと、細川は言った。

細川「そうだ、なんか飲み物とか買ってくるわ。お前先に家に入ってて」

俺「わかった」

俺は階段を登り細川の家に入った。

玄関からみてすぐ真っ正面にコタツがあった。

この日はとても寒かったのですぐにコタツに入り電源をおした。

あまりにも暇だったんでベランダでタバコをすった。

ベランダに手をかけて景色をぼーっと眺めていた。

タバコを吸い終わって後ろを振り向いた瞬間、コタツに女の子が座っていた。

あまりにもびっくりして声をあげてしまった。

俺「うわっ!」

女の子が俺に向かって言った。

女の子「ごめんなさいね、驚かして」

細川に彼女がいるんだと直感で思った。

見た目はけしてブスでもないし綺麗でもないごく普通の女の子だ。

細川が帰ってきて俺は真っ先に玄関に向かった。

細川「ただいま」

俺「ただいまじゃねぇーわ。お前彼女いるんだったら、言ってくれや」

細川「彼女?俺彼女なんかいねぇーぞ」

俺「いや、女の子が座ってただろ?」

細川「や、やっぱりか」

俺「やっぱり?どう言うことなん?」

細川「俺さここ何日か夜に金縛りがあってさ、枕元に女の子が正座しながら座ってるんだよね。しかも定位置で」

俺「引っ越したほうがいいいいんじゃないか?」

細川「俺も思うけど、親が信じてくれないんだよね」

俺「じゃーどうする?」

細川「俺、一人暮らしするわ」

俺「そっちのほうが安全だし、さすがについてこないだろ」

こうして、細川は一人暮らしすることになった。

今もそこに住んでいて、たまに遊びに行く。

引っ越してから霊もあの女の子も出なくなったそうだ。

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