短編1
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パンを踏んだ娘

有名なのでご存じの方も多いと思いますが、アンデルセン童話に「パンを踏んだ娘」という話があります。

この話がNHK教育デレビの「こどもにんぎょう劇場」で影絵劇として放送された事があるのですが、この時流れた曲(歌)が多くの人のトラウマになっているそう……。

「パンを踏んだ娘」の簡単なストーリーを(異なる部分もありますが)説明すると、 母親と二人きりで暮らしていた娘・インゲルは、お金持ちに引き取られ、何不自由のない生活をおくっていました。

ある日インゲルは養母から『たまには実家のお母さんの所に行っておやり』と言われ、パンを持たされます。

インゲルは仕方なくパンを持って、実家に帰るのですが、その道すがら大きな水溜まりに出くわしました。

靴を汚したくないインゲルは、その水溜まりにパンを投げ、その上を踏んで渡ろうとしました。

ところが、パンを踏んだ途端インゲルは、水溜まりにズブズブと沈んでゆき、そのまま地獄に堕ちてしまいました。

インゲルが地獄に堕ちてゆく時、以下のような曲が流れます。この曲を聴くと、頭からその歌詞、メロディーが離れず、多くの人がトラウマになったそうです。

『パンを踏んだ娘♪ パンを踏んだ娘♪ パンを踏んだ罪で 地獄に堕ちた♪』

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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