短編2
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カーナビ

初めて投稿します。

当事者じゃなければあまり怖くない話かもしれません。

これは私の旦那から聞いた話です。

昔付き合っていた彼女と、N峠に行こうとしたときのことです。

旦那の車についているカーナビは、関西弁に設定してあります。

「右の方行ってな。高速の入り口やでぇ~!こう、ギュッと気を引きしめていこうな!」とか、ユーモアたっぷりにナビしてくれます。

ある日、遠出をしてN峠にあげいもを食べに行こうとしたそうです。N峠はあげいもが美味しいことで有名なのです。

その時も、ナビをセットしてのんびり運転していたのですが、どれだけ走ってもなかなか峠に着かないし、周りに車もなく…。おかしいと思いながらも、道を進んだそうです。

カーナビの指示するままに。

そのまま走っていると、助手席側のフロントガラスに黒いゴミ袋のようなものがバサァッと覆い被さってきました。

旦那はぎょっとしたそうですが、元カノは携帯を見ていて気付いていなかったので、そのまま進んだそうです。

黒いものは一度どこかに消えましたが、再びバサァッと同じところに被さってきたそうです。

元カノはまだ携帯を見ていました。

旦那は「何かおかしいなこれは」と思い引き返そうとしたそうです。

その時、「もうすぐ左に行ってな」と関西弁のナビが。

旦那、とりあえず左折。

その直後急ブレーキ。

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元カノビックリして顔を上げる。

目の前の道路は途中で途切れ、崖になっていたそうです。

その車は今も乗っています。

関西弁のナビも健在です。

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コメントありがとうございます。
なるほど、そうゆう発想はなかったです。
確かに元カノつまんなそうwww