短編1
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お母さん?

学校から帰ってきたら、部屋の中は真っ暗だった。

「お母さん?お母さんいるの?」

いた。お母さんはリビングにいた。真っ暗な部屋の中、電気もつけないで携帯を弄ってる。

「お母さん、おやつは?」

お母さんはクルッと振り向き、低い声で言った。

「煩いんだよ。殺してやろうか」

僕は怖くなって自分の部屋に逃げ込み、ベットに潜り込んだ。そのまま眠ってしまったらしい。

気がついたら夜になってた。お腹が空いたので、リビングに行った。テーブルの上に1枚のメモが置かれてある。僕はそれを手に取って読んだ。

「悠くんへ。

今日はお仕事が遅くなりそうなの。

ごめんね、おやつは冷蔵庫の中にあるからね」

その時、玄関のドアが開く音が聞こえた。

「ただいまー。遅くなってごめんねー」

お母さんの声だ。

僕は泣きながら玄関へと走った。

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匿名様。コメントありがとうございます。

嫌ですよね(笑)。嫌ですよ、こんな毒舌な母親(笑)。「おやつは?」と聞いたくらいでキレられても困ります。

恐らくは帰ってきたほうが本物です。
分かり辛くて申し訳ありません。

どっちが本物?