クローゼットからこんにちは。

短編1
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クローゼットからこんにちは。

出掛けるからコートを羽織ろうと思い、クローゼットを開けた。中には若い女性がいて、目を丸くしている。俺もびっくりして、言葉を失った。

…しばしの沈黙。見つめ合ったまま会話もなかったが、やがて女性が口を開いた。

「私、モデルルームを見学していたんですけど…クローゼットを開けたら、ここに出てしまって…」

「はあ…。そうっすか…」

「すみません。お邪魔しました」

女性はすまなさそうに頭を下げると、中からクローゼットの扉を閉めた。暫くしてから恐る恐るクローゼットを開けると、そこには誰もいなかった。

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バニー様。コメントありがとうございます。

クローゼットを開けてビックリ、見知らぬ誰かがいたら…怖いですよね(笑)。

小さい頃、あるホラー漫画で、タンスを開けたら人間の目玉が入っていて、ギョロリとこちらを見た…というう内容のものを読んだことがありまして。

今でも時々思い出します。そして決まってそんな時は、タンスを開けるのが怖かったりしますね。

ぇぇえええ!ww