短編1
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ゆびきりげんまん。

ゆびきりげんまん

うそついたらはりせんぼんのます

ゆびきった

有名な童謡「ゆびきりげんまん」。

この歌に纏わる意味を、ご存知ですか?

昔々のお話です。

当時、遊郭に勤めていた遊女達は、恋人が出来ると、愛の証として左手の小指を切り、相手に送るという風習がありました。

童謡「ゆびきりげんまん」は、この風習になぞらえて歌われてきたもののようです。

この歌をざっと要約すると、以下のような意味になります。

ゆびきり→小指を切り、あなたに贈ります。どうか私の愛を受け取って下さい。

げん→拳骨。まん→1万回。

約束を違えるようなことをすれば、拳骨1万回ですよ。

うそついたらはりせんぼんのます→嘘をついて裏切るおつもりなら、針の千本をあなたに飲ませます。それくらいのお覚悟でいて下さい。

ゆびきった→さあ、小指を切り落としました。これであなたは私のものですよ。

…げに女性は恐ろしき。

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薄紅様。コメントありがとうございます。

執念を感じさせる風習ですよね。

不特定多数の男性と恋人ごっこを演じなくてはならなかった遊女達…。そんな彼女達にも、生涯を共にしたいという相手はいたのでしょう。

愛しき男性へと送る、身体をはった愛の証…。一途なことはいじらしいですが、凄まじいですね。

指を送りつけて私のものだなんて…コワイ話ですね
でも遊郭に勤めているからこそ誰かの本気の愛を望んでやまなかったのかもしれませんね
何だか悲しい唄だな、とも感じました