短編1
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ミタナ。

1人暮らしの寂しさを紛らわせるため、インコを飼うことにした。名前は「ピピ」。

ピピは人間の言葉をすぐ覚えた。「オハヨー」から始まり、「コンニチハ」「オカエリ」「オヤスミ」…よくお喋りしてくれるので、話し相手が出来たみたいで嬉しかった。

ある夜、ガサガサとした物音で目が覚めた。

何だろう…と耳を澄ませる。

ガサガサ…バリッ、ボリボリ…

電気を付けてみる。音はどうやらピピがいる鳥籠の中からしているようだ。

「ピピ…?」

そっと名前を呼び、籠の中を覗き込む。

ピピがえらい勢いで餌を貪っていた。

なあんだ、びっくりした…。安堵の息を吐いた瞬間、ピピが視線を上げ、私を見た。

そして目を細め、ニヤリと笑うかのような表情を浮かべると、

「ミタナ」

そう呟いた。

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薄紅様。コメントありがとうございます。

本当にあれは一体何だったのか…。今でもよく分かりません。
飼い主と間違えたのでしょうか。しかし、思い切り牙剥いて威嚇していましたし…。

私からマタタビの匂いでもしたのでしょうか(笑)。

黒猫の尾行ですか!?
何( ̄□ ̄;)!!って色々想像して私ならパニックになりそう(T_T)

薄紅様。コメントありがとうございます。

可愛い反面、ゾッとする一面を持ち合わせているのが動物ですよね。

私は以前、黒猫に後をつけられたことがありました。後ろを振り返ると威嚇するんですよ…。その割についてくるという。

最後は猛ダッシュして振り切りましたが(笑)。
あれは怖かった。

ミタナ…
なんてインコに言われてもコワイ
ドキドキ…

匿名様。コメントありがとうございます。

ドキリとされましたか。
何よりです(笑)
匿名様のドキリとした表情を想像し、私はニヤリとしています(笑)。

怖い女様。コメントありがとうございます。

そうでした!怖女様のアイコンと同じでしたね(笑)。

「ミタナ」と銘打ちしましたので、それに相応しい画像を探したところ、これがヒットしました。

少しでも皆様の暇潰しとなれば幸いです。

山田太郎様。コメントありがとうございます。

インコの話といえば、もう1つ。
やはり女性がインコを飼う話なんですが…そのインコもよく喋るんですね。

ある時、女性が帰宅したら、インコが「オカエリ」とあ言ってくれて、女性は喜んだのですが、よくよく考えれば、まだ「オカエリ」とは教えていなかったんですね。

じゃあ、一体誰が教えたのか…という話を聞いたことがあります。

まつうら様。コメントありがとうございます。

な、何故知ってらっしゃるのですか?
鳥籠片手にお菓子を食べているのを見られる度に「見たな」と言っていたことを、どうしてご存知なんです?

的確に言い当てられて、ドキリとしました(笑)。

画像使用していただき光栄です。
ピピちゃん、怖可愛い!

想像したら怖かった。短いのに流石です。

やぁねぇ。
あなた、夜中に烏龍片手に菓子ボリボリ
食べてるの見られて毎日言ってるじゃない。
『見たな?』って。