短編2
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永遠の日曜日

今日は日曜日。

タツヤは宿題をやっていませんでした。

(あ〜あ。明日は月曜か〜。毎日が日曜ならいいのにな〜…。)

「タツヤ〜。宿題は済んだの〜?」

「あ〜、うん…。」

タツヤは嘘をついてしまった。

(外でも散歩しに行こうかな)

「散歩行ってくる〜」

「気をつけるのよ〜。」

ガチャ。

タツヤは家の近くにある公園に行き、ベンチに座った。

(月曜なんかなければいいのに…)

眠たくなってきて、タツヤはいつのまにか寝てしまっていました。

起きた頃は、もう夕方だった。

起き上がると、隣に帽子をかぶった女の人が座っていました。

女の人はスマホにイヤホンをつけ、曲を聞いていたようだった。

タツヤに気がつくと、

「君、宿題やってないの?」

「は、はい..。」

「ずっと日曜がいいと思ってる?」

「はい…。」

(なんで気持ちがわかるんだろう。)

タツヤは疑問に感じました。

「じゃあ、この曲を聞いてごらん。」

女の人はイヤホンをタツヤに差し出しました。

「いや、大丈夫です。」

「遠慮しなくていいのよ。」

女の人はタツヤの耳にイヤホンを無理矢理差し込みました。

(なんだろう、この曲。でもなんかいい曲だな〜…)

タツヤはいつの間にか寝ていました。

まだ夕方でした。

隣には、女の人が座っていました。

話しかけて来ました。

「君、宿題やってないの?」

「は、はい..。」

(あれ?この会話何処かで聞いたような..)

「ずっと日曜がいいと思ってる?」

「はい…。」

「じゃあ、この曲を聞いてごらん。」

「いや、大丈夫です。」

「遠慮しなくていいのよ。」

タツヤの耳にイヤホンが無理矢理差し込まれました。

タツヤはいつの間にか寝ていました。

隣には、帽子をかぶり、イヤホンをつけている女の人が座っていました。

それから、永遠に日曜が続きました…。

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遊びにも行けない、宿題も出来ない
ただうたた寝して音楽聴くだけの日曜日なんてやだなぁ(T_T)

とある有名海外ドラマ(○-ファイル)で銀行強盗が永久に同じ日を繰り返すって話を思い出しました。
その話では強盗の相棒が死ぬたびに朝に戻り、最後は繰り返していた本人が変わりに死ぬ事で世界が進みだすってストーリーでした。
毎日が同じ日なのって思ってる以上に辛そうで怖いですね。

確かに永遠と日曜だけどそんなピンポイントな日曜は嫌だぁ!
そしてサービス業の私は土・日・祝日が嫌いだぁ!!
…個人的感想が入りもうしわけございません。

う〜ん、私は土曜日がいい