短編2
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六角塔

元彼が大学生の時に体験した話です。

とある県に六角塔というホテルが建っていた。現在はもう取り壊されてないけど、その県では有名な話です。

大学生だった彼は友達に肝試しに行かないかと誘われました。でも彼はかなりの怖がりでその話は断った。友達達は5人で六角塔へと向かった。

車を走らせて1時間たったころ。その場所は目前だった。

あっ!あれじゃねぇ?

もうすぐ着くじゃん!

5人を乗せた車は目的地へと進んで行った。

その時だった…

ブル、ブルン…

車が唸りをあげて速度が落ちていった。

あれ!?なんでだろう…

メーターを見ると一気に下がり、車が停まった。

あれ?エンジンかかんねぇ。なんで?

キュルル、キュルルル

その時だった。

「来るなって!」

突然、後部座席の真ん中のやつが叫んだ。

「来るな!来るなって!」

はじめは冗談かと思った。でもそいつはフロントガラスを見て叫んでいた。

叫んでいたかと思うとそいつは気を失った。

何が起きたのかわからない。でもなんだかヤバイ気がした。

運転手は急いでセルを回した。何度も…何度も…

彼が呼び出されたのは朝方だった。

「どうだった?なんか出た?」

話があるからこいと呼び出され、彼は向かった。

ただそう言ったのだけど、行った5人の顔は全員真っ白だった。

何があったのかを問い詰めても誰一人話さない。

「やっぱり言えねぇな。」

あのあと何があったのかは誰も教えてくれなかった。何があったのだろう。

怖い話投稿:ホラーテラー みゅさん  

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