短編2
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写真

この話しは、知り合いから聞いたお話し。

怖いと言うよりゾッとしました。

では。

〇〇〇〇〇〇〇

ある家族には一人息子が居ました。

凄く、元気で、身体を動かす事が大好きな息子さんで、母親も我が子の成長が凄く嬉しく思って居ました。

息子が小学生なり、楽しみにしている行事がありました。毎年来る運動会。

今年も運動会の季節が来ました。

息子が出場する競技は徒競走で、母親も息子も楽しみにしていました。

運動会当日。

息子が一生懸命運動場のトラックを走っている。

その姿を一生懸命写真に収める母親。

その写真が息子が写る最後の写真になるとはその時は思ってなかったと思います・・・。

運動会が終わってから3日後。

交通事故にあってしまい、息子さんは亡くなりました。

現実を受け入れるまで母親は泣きじゃくりました。

少し経って落ち着き始めた母親は、ふと、運動会に撮った写真の事を思い出し、現像して貰いにカメラ屋にカメラを出し、現像した写真を一枚一枚見ていました。

・・・・・・・・・

一枚の写真に釘つけになりました。

母親は、

「そう言う事だったんだ・・・・。」

と、涙したそうです。

その写真に写っていたのは・・・。

息子が一生懸命走っている姿。

息子の周りには先生や父兄の方々が息子に対して拍手をしながら応援している姿。

が写って居たのですが・・・。

周りの拍手している手が、閉じていたそうです。

その場に居た全ての人が息子に対して、拝んでいる写真だったそうです。

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ダレソカレさんコメント有り難うございます

自分もこうゆう系の話しも好きなのでコメント頂けて嬉しく思います。

バケモノガタリさんコメント有り難うです。

「幽霊」とはまた違った恐さも大好きです。

最後のオチは話し聞いた時には、ゾッとしました。

じわじわきますね...
安易にお化けが出てこないも、とてもいいです

写真を想像したらなんか妙に不気味でした。
なんというか確かに普通の「怖い」とはまた違った感じがしますね。