短編2
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おかっぱ頭の少女

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昭和時代に流行っていた遊びがあった

その名も『死体遊び』 

毎年 八月八日に 死体が蘇るという噂があった

子供たちは 亡くなった母親が 蘇るという噂を聞きつけ

やがて その子供たちは 死体のマネをして遊ぶようになった

まず 木材などで 作った 棺の中に カーネーションを入れる

ちなみにカーネーションの花言葉は

「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」

そして コップに入れた少量のお酒

それを棺の中に入れる

そしてその中に 死体を入れると 蘇るというのだ

子供たちは見様見真似で 死体ごっこを楽しんだ

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八月八日の日

いつものように死体遊びをしていた

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おかっぱ頭の少女が 突然 棺の中に入りたいと言いだした

子供たちは 遊び半分だったので冗談で

少女を棺の中に入れた

30分後 蓋を開けると なんと

そこには あの少女の姿はなかった

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正確に言うと 首が切断されていて 少女の面影が残っていなかったのだ

それから 『死体遊び』

は 禁じられた遊びとして

封印されるようになった

『死体遊び』は 現在では誰にも知られていない

当時『死体遊び』をしていた子供たちから こんな奇妙な目撃情報がある

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死体遊びをしていると どこからか 大きなカマをもったおばさんが 現れて

棺の中に入っていくのを観たという人がいたらしい

おかっぱ頭の少女 は当時 とても母親の事を愛していた しかし母親が不倫相手の男性とかけおちして

消息不明になって以降 ずっと 母親はこの世からいなくなっていたとおもっていたらしい

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棺の中に入った少女がなぜ殺されたのかは今となってはわからない

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