中編3
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ストーカー

二回目の投稿となります。

相変わらず文章力底辺ですが、宜しければ見てください。

これは、私の知り合いが体験した話です。

心霊系ではありませんが、良ければどうぞ。

その知り合いをA子とします。

その日A子はバイトが長引き、帰宅したのは午前0時を回った頃だった。

「今日は疲れた〜」

なんて独り言を言いながら、帰りに寄ったコンビニで買ったお弁当を温めている時だった。

カタン、と扉に付いた郵便受けが小さく音をたてた。

「こんな時間に郵便...?」

A子は不審に思いながら扉に近づき、ドアスコープを覗く。

...誰もいない。

「帰ってく足音したっけなぁ?」などと考えながら、郵便受けを開けてみると...

そこにはノートを破いた様な一枚の紙が、二つに折りたたまれて入っていた。

不審に思いながらもA子は紙を開き、短い悲鳴をあげた。

『いつも見ている』

それは、ボールペンで書かれており、何度も何度も重ねて書いた為か所々穴が空いていた。

「まさか...ストーカー?」

A子は不気味には思ったが、ただのいたずらだろう、と紙をゴミ箱に捨てて、その日は他に何事も無くベッドに入った。

だが、次の日もまた次の日も手紙は入っており、酷い時には使用済みのティッシュや、食べかけのおにぎりなどが、ドアノブにかかっている事もあった。

謎のストーカーからのはた迷惑な贈り物が一ヶ月程続いた頃。

バイトに行こうと外に出ると、視線を感じる様になった。贈り物だけならまだしも尾行も付く様になり、忍耐の限界に達したA子はバイト先の同僚B男に、その事を相談した。

B男は今時珍しく正義感に溢れる男性だった為、相談を受けたその日に、A子の家までボディーガードとして一緒に行く事にした。

バイトが終わり、A子のアパートに向かう二人。今日は視線を感じない。

無事A子のアパートに着き、B男にお礼を言って別れようとした時だった。

バタンッ!!

と、向かい側のアパートから、30代ぐらいの男性が、肩を怒らせながらA子とB男に向かってきた。

そして男はB男の胸ぐらを掴み、

「ぉおいぃぃい!!ぉ俺の女にぃぃ!!手ぇぇ出してんなよおぃぃぃぃ!!」

と、唾を吐き散らしながら怒鳴った。

A子もB男も「は?」と言った表情だ。

B男「A子ちゃん...彼氏??」

A子「な訳無いじゃん!!」

男「A子はぁぁぁ!俺のぉぉ女ぁだぁぁあ!」

A子「違うし!!あんた誰!?」

A子がそう言うと、男はA子の肩を掴み、

「A子はぁぁ俺の彼女だよなぁぁあ!?愛し合ってるんだよなぁぁああ!!?」

「や!ちょっと離してよ!!」

「A子ちゃん!おい離せよ変態!!」

B男がA子から男を引き剥がし、自分の背に隠す様に庇った。

「A子ぉぉぉ!お前どけぇよぉぉぉ!!」

その後も何を言っても話が通じず、埒があかないので、B男は警察を呼んだ。

しばらくしてから警官がアパートに到着して、喚いていた男をパトカーに乗せて走り去った。

後にA子が警察から聞いた話は以下のものだ。

・ストーカーはあの男。

・A子の前のバイト先の常連客で、A子の営業スマイルに一目惚れ。

・しかしA子がバイトを辞めてしまった。

・たまたまA子を見かけた男は後をつけて、A子の家までついて行くと、偶然にも向かいのアパートに住んでいる事を知った。

・何度かすれ違った事もあるが、A子が自分に気付いてくれなかった為、贈り物などをして気付いてもらおうとした。

・A子とは愛し合っている

・男は度々麻薬を使っていた形跡がある。

これを聞いたA子、ドン引き。

すぐにアパートから引っ越し、今は無事に暮らしている。

余談です。

その事件の後、B男の男気溢れる行動に胸キュンしたA子は、B男にアタック。

晴れて二人は付き合う事に。

今は二年の交際期間を得て、同棲中の二人です。

至らない文を最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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(zsw1pv)様

コメントありがとうございます(*´ω`*)

凄く怖い思いをしたけど、今は幸せだから結果オーライ!!だそうですw

本当に幸せそうで、羨ましい限りです...w

…ステキ(*´ω`*)