長編10
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少年少女(拓海編)

いまから俺らの青春を紹介する…

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いま思えばあそこが全ての原点だった…

当時俺(神大拓海(しんだいたくみ)は中1の青春まっさかりだった…当然AV?なんかにも興味はあったが

俺はちょっと変わってるらしく…俺の青春=オカルト…だったんだな

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オカルトと出会ったのはガキの3歳の頃。当時元気だったばあちゃんが突然の事故死

その頃から結構冷血だった俺

可愛がってくれてたばあちゃんだったけど泣きはしなかったな…葬式ん時ね。

でもばあちゃんの死には子供ながらすっごい興味があったんだな…

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皆が夜2時くらいの寝静まったのを確認しひっそり布団からでて棺桶がある二階まで行ったんだ。

二階は一つどでかい部屋があってそこがばあちゃんの部屋だったんだよな(当時ばあちゃんはそこで除霊をしてたらしい)

二階まで行ってなんか冷たかったのを覚えてる…俺は真っ先に棺桶に駆け寄って棺桶からばあちゃんを引っ張り出した

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ばあちゃんの頬を触る…冷たかった

次に声をかけてみる「ばあちゃん?死ぬってどんなの?」勿論応答なし…それから色んな事をした…頭なでたり…横で寝てみたり…抱きついたりと…でも反応はなかった

そこで初めて俺は自分の頬が濡れている事に気付いた…当時俺は泣いた事がなかった

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泣くという行為を初めて3歳で体験したのだ。

そこからの俺の行動は自分でもよくわからない…棺桶にばあちゃんをいれて自分も一緒にはいったのだ…抱き枕みたいな感じで…

ばあちゃんは冷たかった筈なのに暖かく感じられた…

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翌朝は大騒動だった…まあそうだろううな

俺がばあちゃんと抱き枕してるからな

母さんは大混乱。とにかく俺をばあちゃんからひっぺはがそうとした…

だが離れなかったらしい…のりでくっついたように…数分後やっとはがせた俺をみるなり母さんは凄まじい悲鳴をあげた

俺とばあちゃんが手を繋いでいたのだ

勿論俺は抱き枕しただけで手など繋いでいないしかも手はばあちゃんがギュッと一方的に握っていた感じらしい…俺は手を開いていた感じで…

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母さん大混乱

父さんアタフタ

じいちゃんはずっと下を向いていた

俺目が覚めたばっかりで超不機嫌

そんな感じだったので…母さんは絶対幽霊だ!といったものの火葬を早くしなければいけなかったのでとにかくこれは俺がやった事だという事にしたらしい(無理矢理)

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火葬が終わり母さん大号泣

余程怖かったらしい…俺がばあちゃんに連れてかれるのではないかと…

一日中俺のそばにいて手を繋いでいたのだ

だが一週間たっても何もなく母さんもあれは俺がやったことだと納得しきっていた。

だけど突然思い出した。それをじいちゃんに話した「じいちゃん…思い出した。ばあちゃん俺と寝てる時耳元でこう言ってた…「死ぬっていうのはね皆と離れるのは酷く悲しいもんだけど皆を見守れるのはとっても嬉しいよ…あとたっくんが来てくれたのは本当うれしな…ありがとな…たっくん…あとたっくんいまからいう事をじいちゃんに伝えるんだ…あいつがきとる…私はもう手遅れだった…多分次はこの子か貴方を狙うでしょう…どうか…どうかお願いだから生き延びて下さい…この子と共に…私は貴方といられて幸せでした」」

俺が話終わるとじいちゃんはそうかそうか良かった良かったと泣いていた。

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だけど突然険悪な顔をした

「たっくんは見えてしまっているのだな…ばあさんと似てしまったようだ…これから幾度と不幸な事があるだろう…これをいつでも身につけとくんだ」

そういうとじいちゃんは棚から小さい何かを取り出した

それは爪だった…変な文字が入った爪

「これを肌身離さずもっとくんだ?いいかい?あとこの事は絶対誰にも話しちゃだめだ…あとこの家から離れなさい…絶対にもどってきちゃだめだ…できるかい?」

俺はとにかく頷いた

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「そうかそうか…たっくん…本当ごめんな…わしがあんな事をしたから…だがわしがなんとかするからな…」

じいちゃんがそう言ったのを今でも覚えている…俺は火葬が終わった後すぐに母親の実家を出てそこから父親の実家に住む事になった

そして今…こうやって中1でいる

引っ越しした後で聞いた話だがじいちゃんは自殺したようだった…詳しい事は聞かされなかったがばあちゃんの後を追うようにだった…らしい。

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少し無駄話をしてしまったようだ

まあ…そんな事があって俺はオカルトに興味がある…じいちゃんはなにをしてしまったのか?俺が今でも見えてる手招きをしてくる奴らはなんなのか?俺は一体なんなのか?あいつとは何なのか…そして俺は何故一番関わっちゃいけないオカルトに興味があるのか?

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だからこの学校に入った

俺の偏差値は自慢じゃないが70は超えている

だが俺は地元でちょっと変に有名な学校に通っている…

この学校に入った理由

噂…だがオカルト部…という部活があるらしい…勿論学校ホームページで検索したが出て来なかった…ガセか?本当か?どちらでも良かった……ただ学校生活を送っているだけではそれは青春とは呼べないと思う

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俺は楽しんだことがない

ただあいつから逃げている今はちょっとドキドキはするが…

とにかく俺は青春を探している…校庭でな

「……ズキッ」

なんだ?これは……ヤバイな

俺の後ろにいる

大体そうだ。俺は見えてる…どんな霊でも

でも霊が俺に危害を及ぼす事はない

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だがまれにヤバイのがいる…俺にも危害を加える奴がまあ…頭痛と吐き気だけだがしんどいもんはしんどい…とにかくこの金縛りを解く…あとは簡単…後ろを見る…そして睨みつける………やっぱり消えた

なぜだか知らんが大体これであれは消える

多分なんもない奴にあれがついたら死ぬだろう…多分あいつらは死神級だ

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「おおおおおおお!!!!」

あ?なんだ…なんか赤髪のヤンキーっぽいのが俺の方に突進してくる

勿論俺は軽く避けた

赤髪木に激突

「バッコォォーーン…いってーーーー!でもすっげーーーーーーえ」

…今日の飯まだかな

そう考えてると赤髪が俺をみるなりニヤニヤしながら立ち寄ってきた…

「お…おまえあいつらを倒せるんだな…すげーよ…いままであんなの見たことねー…大体あいつらに目をつけられた奴は死ぬのに…やべーよ…おまえ」

ああ…こいつも見えてんだなあれが…

「昔っからだ」

「おおー!喋った!声もいっけめーん!よっ!美声!」

…こーゆー奴もいるんだな…

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俺が殴りたくなる奴が

「あーでもイケメンなのにクールなのかー…

小百合にめっちゃ似てるわーー!あーあ」

…飯は納豆かけご飯にしよう

「でもおまえやばいよ…多分小百合以上にな」

いつのまにか俺の目の前にいた赤髪

「…なあ?おまえその力でなやんでねーか?」

…赤髪が急に言い出す…ていうか顔ちけーよ

「楽しんでる…」

一瞬の沈黙…俺変な事言ったか?

「あははははははははははー!!!!あーーーーー腹いってーーーー!!マジかよ!おまえ楽しんでんの?うけるわーーー!あーまじ馬鹿受け!」

…あ…納豆かけご飯にサラダもつけたそう

急に赤髪が真面目な顔で言い出す

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「なぁ?おまえオカルト部はいんねーか?」

え…まさか…の?

「入る」

勿論即答

「あーーーやっぱりねー!てかお前ぜってー頭いいだろ!でもオカルト部の噂聞いてここにきたな!な?そうだろ!」

当たってる…なにもかも

「あーーーー!やっぱりねー!図星ーー!ぎゃはははは!やっべー小百合ににすぎてる」

なんでこいつオカルト部の事知ってんだ?

「俺がなんでオカルト部を知ってるかって?」

「ああ…」

「それはな…俺がーーーー部長だから!」

「マジか」

「YES!」

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こいつ部長なんだ…マジか

赤髪が口を開く

「オカルト部に入りてー理由ってさぁ…」

「…」

「おまえについてこようとしてるあいつら…そしておまえがもっているこの世で一番やべーやつ…その招待を掴むためだろ?」

「そうだ」

今わかった…こいつは部長だ

俺とおんなじくらいの霊感をもっている

「ハハッやっぱりなぁ!」

まだ腹を抱えて笑ってる赤髪…蹴飛ばしてやろうか?

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「俺は仁内氷頭(じんないひず)!おまえの名前は?」

「神大拓海…」

「おお!たっくんかぁー!」

その名前で呼ばれるのは久しぶりだった…

「俺の事は氷頭でいいよ!ーーあ!ひーちゃんでもいいけど!」

一人しゃべっている赤髪…いや氷頭

「よろしく!たっくんー!ようこそオカルト部へ!」

「よろしくな…氷頭」

「やべー!笑ったー!これはレアだな!」

久しぶりに人を蹴った気がする…

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「ねえ!たっくん!」

「なに?」

今俺は校庭から旧校舎に向かっている

「僕等どこへいくとおもーう?」

「さあな」

「ちぇ!クール!」

そんな事をしていると旧校舎の保健室に着いた…え?ここが…?

「あー!言っとくけどここはそうだけど!そうじゃないよー!」

どうやら氷頭は人の心を読めるようだ

「えっとねー!ここをこうしてこうすれば!ほーらぁできたぁー!」

保健室のベッドを動かすと暗い階段が続く地下室っぽいものが現れる

「ここは元々ー防空壕…らしかったんだよ!」

勝手に使っていいのか?そこはあえていわなかった…

「さぁ!いこう!たっくん!」

ゆっくりと階段をおりた

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「たっだいまー!」

地下はオカルト部…っぽくなかった…とにかく意外とでかかった…多分教室三個分ぐらいある

そこに数万冊の本と椅子が四個…ただそれだけ

「いっけめーん!つれてきたよぉ!」

ハイテンションな氷頭…俺は自然に氷頭の後頭部に一撃

「なんだよぉー!たっくんも小百合化してきてるー!」

さっきから小百合小百合いってるがそいつは俺と本当ににてるのだろうか?

「…うっさい氷頭」

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女の声が聞こえた…ああこいつが小百合ってやつだなってすぐに分かる

数万冊の本の中からすっとでてくる女性はまさに美人?とゆうやつだった

金髪におっきな赤い目…確かに美人だ

「おお!さーちゃん!これ!このイケメンたっくん!」

「は?」

あ…確かにこいつににてる

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「だーかーら今日から入部するたっくん!」

しばらくの沈黙

「意味わかんねーよ」

小百合?という女性が氷頭を腹蹴り…多分あれは痛い

「てかなんで勝手に入部させたのよ…ここは私たちしか…」

小百合がこちらを見た…赤い透き通った目で俺をじっと…

「あんたについてきてるそれ何?」

「あー!やっぱさーちゃんも見えてる?多分それやっばいやつだよー!」

「確かに…神様級かもね」

「でっしょ!でっしょ!僕が見つけたんだー!」

「氷頭もたまにはやるわね」

「ええええ!?たまに!?」

そんな二人をぼうぜんと眺めている俺

「…んまああんたが入ることは認めてあげる」

「おお!さーちゃんが許した!」

「殺すわよ?氷頭?」

さすがに小百合の凄い殺意に氷頭も黙る

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「貴方…だいぶ…強いわね」

小百合が俺の方へ歩き出す

「でも強すぎて強い物を呼び寄せてしまう…残念な人ね」

俺は言う

「別に…残念じゃねー…逆に羨ましい奴だろ?」

小百合は大きい目をさらに大きくさせた…そして普通の表情に戻り言う

「あんた気に入った…名前は?」

「神大拓海…そっちは?」

「本名はサリー・アンジェラ…でもそれで呼んだら殺す…だから小百合で」

女って怖いんだな…なんとなく思った

「よろしくね?拓海」

「よろしく小百合」

「あーいいなぁ!この二人の美男美女カップルー!なぁ!伸介!」

氷頭の隣に小4くらいの黒髪の子がいたのがわかった…

「あら?伸介いたの?」

「い…いたよ!」

「その小4きてていいのか?」

俺は心に思った事はなでも言ってしまう

「………ップ」

氷頭と小百合が同時に笑い出す

伸介?は目がウルウルしていた

「…ち…がうもん」

伸介が小声でいった

氷頭と小百合の顔色が急に変わる

「伸介(汗)大丈夫だ!大丈夫!そう怒るな!」

なぜか必死な氷頭

伸介はすっごい顔だった(ここでは表せないが始めて鬼のような顔を見た気がする)

「……………ちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがうちがう…」

shake

その途端ものすっごい頭痛と吐き気に襲われた…三人共

これはヤバイ…20はいるな…しょうがない…

一斉に俺は睨みをきかす…幽霊はパッと消えた…

「なんなんだ今の…」

俺が言う…小百合がフラフラしながら言った

「…凄いわね…拓海…私でも10がやっとなのに…」

見ると伸介と氷頭は失神していた…

なんであんな伸介は怒ったんだ?なんで急にあいつらが…

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「なんであいつらが?って」

小百合も心が読めるのか?

「…伸介よ…伸介は貴方と同じような力をもっているの…まぁ本人自身気付いてない…けど…さっきみたいにああやって逆上しちゃうと出ちゃうのよね…あれを呼び寄せる力が…」

小百合は目を細めて言う…

「まあ…分かったでしょ?この部活の意味が…」

「ああ…」

多分…一番持ちたくなかった力を持ってしまった少年少女の部活なのだろう

「あ…ちなみにいま逆上したのは千伸介(せんしんすけ)まぎれもない中1よ」

「だから怒ったのか…」

「ええ…特に自分の容姿に関しては凄いから気をつけることね。」

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「あ…二人共起きたみたいね」

氷頭はヘラヘラしながら起き…伸介は涙目で起きた

「…伸介?さっきはごめん…な?」

「僕もごめん…拓海?でいいのかな」

「ああ」

「「よろしく」」

俺とおんなじ冷血美少女の小百合

イケメンなのに元気すぎる霊視得意な氷頭

あいつらを呼び寄せてしまう可愛い系男子伸介

僕等はここから全て始まった

by拓海

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続きが気になるう

これから楽しみですね。

続きが早く見たいです!

続き楽しみにしてます(*^^*)

わくわくする!

おっと!
これは新しい!
面白くなりそうです。
期待しています。

ワクワクさせられました!
金髪の外人いいですね!

こんばんは!

面白かったです!

面白いと思います(^^)
続き気になります!