短編2
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公園

これは私が小学校のときに体験した話です。

仲の良い友達AちゃんBちゃんと私の3人で夜、家の近くの公園へ肝試しをしに行きました。

その公園は古く、ぶらんこはこぐと「キーキー」と錆びた音がしていました。

公園は上と下に別れていて、上の小さな方にそのぶらんこはありました。

私たちは一人ずつそのぶらんこまで行き、ぶらんこをこいで下まで降りるという約束で肝試しを開始しました。

私とAちゃん、二人がこいで戻り次にBちゃんの番で、Bちゃんが出発し姿が見えなくなると、

私とAちゃんはBちゃんを驚かそうかと草むらに隠れ、かえるのを待ちました。

しばらくするとぶらんこをこぐ音がして

遠くから

「待って〜…どこ〜…?」

と小さくBちゃんの声が聞こえました。

私「やばい!ないとる!」

と思い急いで飛び出しました。

するとBちゃんが腕を胸でくみながら、

B「隠れとったやろ〜!見えとったよ〜!」

と少し怒りながらあるいてきました。

さっきの声色と

全然違う…!

A「さっきないとったやろ〜?」

B「ないてないよ!」

その会話の直後

「キー…キー…」

ぶらんこをこぐ音がして皆でフッと上を見ると

女の子がぶらんこを寂しそうにこいでいました。

えっ!とみんなが驚いた瞬間ぶらんこからフッと消えたかと思うと階段の下までおりていたんです。

こちらに手をのばし目も鼻もない顔で、しかし悲しそうに

「置いてかんといて…?」っていったんです。

怖くて怖くて急いで逃げ出しました。

今思うとかわいそうな子だったんじゃないかと思って後悔しています…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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