中編5
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秘密基地

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僕が小学生の頃。

友達と一緒に自転車で山に行くことになった。

友達はYとR。

僕とYとRは毎日のように遊んでいた。

学校の休み時間。

R「今日あそこの山いかね?」

僕「いいよーYも連れてこ!」

教室に戻りYも誘い3人で山に行くことになった。

その山は自転車で5分くらいで着く。

僕とYとRは駄菓子屋で待ち合わせ4時くらいから山に行った。

自転車で5分くらいで着き。

山に入っていった。

20分くらい歩いて3人はボロい小屋みたいなのを見つけた。

僕「あそこ入ろう!」

Y「あそこ誰も住んでないよね?」

R「住んでないしょ、小屋みたいな感じだから」

僕はその小屋に入った。

僕「なんもないよー」

Yも入ってきた。

続いてRも入ってきた。

R「なんもないね。」

Y「ここ秘密基地にしない?」

R「いいね!明日もここで遊ぼ!」

僕「ここ誰も使ってないよね?」

Y「使ってないっしょ使ってたら謝ればいいし。」

僕「そうだね。」

今日はもう暗くなってきたので帰ることにした。

R「また明日ねー」

Y「学校で話そー」

僕「ういー」

家に帰りご飯食べて風呂に入って寝た。

次の日学校で秘密基地の話をみんなにした。

そしてYとRとまた駄菓子屋で待ち合わせた。

駄菓子屋で少しお菓子を買い秘密基地に向かった。

Yが電気を持ってきていて秘密基地は明るくなった。

秘密基地でお菓子を食べて色々話していた。

そしてまた暗くなったので帰ることにした。

そんな日が続いていた。

その秘密基地に毎日3人で集まり好きな子とかの話をしていたり

怖い話とかくだらない話をして過ごしていた。

そんな日々が1ヶ月くらい経ち

今日も秘密基地に集まっていた。

今日は小屋の周りを探検することになった。

小屋の裏の片隅に手のひら位の木箱を見つけ

秘密基地に持ち帰った。

Y「あける?」

僕「なに入ってんだろう。」

R「小判でもはいってんじゃねw」

Yはその箱を開けた。

何もはいっていなかった。

期待外れだったのでその箱を山道に捨てた。

日が暮れてきたので帰ることにした。

YとRはもう少し残るらしい。

僕は家に帰りおじいちゃんにその箱の話をした。

おじいちゃんは顔を引きつった。

「何故開けた!」

「その箱にはなにが入ってた!」

おじいちゃんに怒られながら僕は

僕「何も入ってなかった」

おじいちゃんは言った

「あれは※※※※※※」

聞き取れなかった。

電話が来たので僕は電話にでた。

Yのお母さんからだ。

「Yがまだ帰ってきてないんだけどそっちにいますか?」

こう聞かれた。

僕は

「遊んでたけど僕は先に帰ってきて多分Rと遊んでると思います。」

こう言った。

おじいちゃんにそれを伝えると家族会議になった。

みんなに怒られ僕は泣きながら布団にくるまって寝てしまった。

次の日、今日は日曜日で学校はなかった。

親やおじいちゃんによるとRとYが行方不明らしい。

朝から騒がしかった。

僕は親に連れられ秘密基地の場所へ向かった。

そこにはRとYはいなかった。

その日家に帰るとおじいちゃんが言った

「箱はどこへやった」

僕は捨ててしまったことを伝えた。

5時くらいに警察が来た。

僕は全部話した。

そのあと警察がいくら探してもYとRは見つからなかった。

おじいちゃんが明日山へ行くと言い出した。

次の日僕とおじいちゃんは山へ行った。

歩きだったので20分くらいかかった。

歩いている途中僕とおじいちゃんはなにも話さなかった。

山に着くとおじいちゃんは木箱を探しはじめた。山道を探しても

木箱が見つかることはなかった。

僕む必死で探した。

いくら探しても木箱は無い。

仕方なく帰りおじいちゃんに説教された。

あの箱は昔おじいちゃんが小学生の頃にお寺にあった物らしい

そのお寺はもうないがその時は絶対開けてはいけない箱

とだけ教えられたらしい。

どうやらあの箱は異世界に繋がってるらしい。

開けたら吸い込まれて異世界に行ってしまう。

そして異世界に行った人を助けるには。

あの箱を見つけないといけないらしい。

これ以上は覚えてないが僕は次の日山に行き

その箱を探しに行った。

自分の責任だ。

朝から晩まで探した。

見つけた。

秘密基地の片隅にあった。

僕が拾ったとこと同じ場所に。

Yは開けっ放しにしといたはずだが

箱は閉まっていた。

僕は箱を開けた。

小さな人形が二つはいっていた。

多分YとRだ。

僕は人形を取り出した。

僕は怖くなり箱をを閉めた。

なぜか異世界にいってしまいそうで僕は箱と人形を置いて帰った。

おじいちゃんにそのことを話した。

おじいちゃんは

「良くやった!さすがわいの孫だ!」

すごく高笑いしていた。

意味不明だ。

おじいちゃんが山へ行くと言い出した。

僕ももちろんついていった。

20分くらい歩き山に着いて山に入っていった。

夕焼けで太陽が綺麗だった。

秘密基地に入るとYとRがいた。

寝ていた。

気絶してたのかもしれない。

YとRがいなくなってから1週間が経っていた。

おじいちゃんはYとRを叩き起こした。

「帰るぞあんぽんたん!」

あんぽんたんも意味不明だ。

YとRは記憶がないらしい。

説明すると凄くびっくりしていた。

親に怒られると思ったのだろうか。

帰りにおじいちゃんが僕とYとRにお菓子とジュースを買ってくれた。

僕の家に帰りYとRの親を呼んだ。

15分くらいしてYとRの親がきた。

泣きながらありがとうございますとずっと言っていた。

おじいちゃんが

「わいはなにもしてないんよ。○○(僕)が助けたんでなぁ」

またおじいちゃんは笑っていた。

僕はYとRのお母さんからお礼を言われた。

YとRとYとRの親は帰ってった。

次の日YとRと遊んだ。

凄い剣幕で怒られたらしい。

僕とYとRはそれから山にいくのはやめた。

僕は自宅に帰りおじいちゃんに呼ばれた。

おじいちゃんが言った。

「あの木箱を開けっ放しにすると異世界に行ってしまう。」

「助けるには木箱を開けて中の人形を外に出す必要がある。」

「あと」

「異世界に行って1ヶ月経つと中の人形は消滅してしまう。」

「助けられるのは1ヶ月以内だ。」

「1ヶ月経つと助けれない。」

「1ヶ月たち本当に異世界に行ってしまうと」

「そこは地獄だってお寺さんが言ってたなぁ」

「あの木箱は昔悪いことをした人が地獄で反省する為に作ったらしい」

「誰が作ったかは分からんがな。」

おじいちゃんはまた笑っていた。

Concrete
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助けれてよかったね。ハッピーエンド(⌒▽⌒)

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