短編2
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エレベーター

初投稿で読みにくいとは思いますがご了承ください…

これは私が小学生の頃の実話です。

休日だったと記憶しております。

お昼ごはんを食べるために友人に一旦帰る旨を伝え家に帰ろうとエレベーターに乗りました。

私の住んでいるマンションは8階建てで私は8階に住んでいました。

マンションにはだいたい廊下がありますよね?

私のマンションの廊下からは海や公園が見えます。

私はその廊下から外を眺めてから帰宅するのが日課でした。

その日もエレベーターから降り、いつものように外を眺めようとしたのですが、異変に気づきました。

空が、赤いのです。真っ赤。夕暮れ時の橙ではなく原色の赤色。

海も空同様の色をしており、空と海の境目がわからない。真っ赤。

そもそも昼時だったはず。

さらに、休日で先ほどまで沢山の人達が居たにもかかわらず人っ子一人居ない。

「これはおかしい」と思った私はエレベーターに再び乗り込み一階へ向かいました。

一階に降り立ち空を見上げると・・・澄んだ蒼色をしています。

沢山の人達が思い思いの休日を過ごしています。

先ほどの真っ赤な空の世界は何だったのでしょうか?

今になって思います。

もし、あのとき階段で降りていたら…きっと私はあの世界に取り残されていたのではないかと。

きた道をそのまま戻ったために帰ってこれたのではないかと。

仮にその世界に人が居たとして、その人がエレベーターを動かしていたら…道は閉ざされその世界に囚われていたのではないかと。

最早確かめる術はありませんが、再びその世界に行くことがあれば確かめてみるのも面白そうですね・・・

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苦粗矢蝋様
お褒めの言葉ありがとうございます!
そうですね…次回は某トンネルに行った際のお話を投稿しようかと思います。

なかなか面白かった。
次は長文お願いします。