短編2
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かがみ

渡り廊下のトイレの真ん中の鏡は歪んでいて

夜中の十二時に見ると自分の死んだ顔が映る・・。

こんな噂がある小学校の生徒の間で流行っていた。

あまりに生徒が怖がるものだからR先生は生徒に

R 「そんなに噂が気になるんなら先生確かめてやるよ」

ちょうどR先生は宿直当番でこの日は学校に泊まる日だった。

夜が来てR先生は懐中電灯を持って校内の見廻りに向かい

噂のトイレの中へと足を運んだ。

時計に目をやると23時50分だった。

 「あと10分でこの鏡に俺の死んだ顔が映る・・はずだな」

R先生はうんこをするなどして時間をつぶした。

0:00

先生は0時ちょうどにサッと懐中電灯を真ん中の歪んだ鏡に向けた・・。

鏡にはR先生の顔が映っていた・・普通に。

R 「なーんだ、死んだ顔なんざ映らんではないか。バカバカしい」

翌朝、R先生は生徒に報告した。

R 「おまえらもう鏡の噂なんか気にするな。昨夜ちゃんと確かめた。鏡には死んだ顔なんか映らんよ」

生徒 「先生、鏡見たんですか?」

R 「ああ見たとも。ハンサムな俺の顔が映っただけだぜ」

すると生徒たちは真っ青になり・・

生徒 「先生・・・あの歪んだ鏡は昨日の掃除時間に当番の人がふざけて割ってしまってもうないんです」

R「そんな・・・じゃぁ俺が見たものは・・・」

翌週、新しい鏡が取り付けられましたが、しばらくしてまた歪んでしまったそうです・・・。

怖い話投稿:ホラーテラー ワープさん  

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