短編1
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廃墟のラブホ

S県にある廃墟のラブホ。

去年の夏に、男二、女二で行くことになった。

軽い肝試し感覚でさ。

そのホテルは解体業者が嫌がって仕事を断る始末。

そのホテルは、殺人事件が二件、その影響で経営悪化してホテルのオーナーが自殺って曰く付き(地元では有名)。

だからホテルは、ずっと放置されたまま。

車を少し走らせて、そのホテルに到着した。

四人は、車から出てホテルに向かって歩いた。

なぜか先頭は俺。

俺達はホテルの入口から中に入って行った。

壁には落書き、そこらじゅうにガラスの破片やら、ゴミやらが散らばってた。

入ってすぐ横に受付のカウンター?があって、俺は覗き込もうとしたら、後ろにいた三人が突然叫びながら逃げてっちゃって。

俺もよくわかんないけど怖くなって、後を追うように逃げた。

俺はそいつらに、『なんで逃げたんだよ!逃げるくらいならよ、初めから行こうって言うな!』

キレ気味に言った。

『でさ、…なんかいたの?』

俺は聞いてみた。

とりあえず、この場所にいたくないから帰ろってなって。

その時って言うか、みんなに聞くまで、鈍感な俺はまったく気付かなかった。

自動ドアが勝手に開いた事に。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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