◯◯県にある某ヘルスセンター跡の廃墟にて。

中編4
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◯◯県にある某ヘルスセンター跡の廃墟にて。

実際に体験した話です。

数年前の話なので、思い出しながら書いていきます。

拙い文章なうえに誤字脱字があるかも知れません。

ご容赦ください。

仕事仲間の後輩、同僚と一緒に◯◯県の某ヘルスセンター跡の廃墟に行った時の話です。

その当時自分は、仕事が休みの日に県内にある廃墟や心霊スポット巡りばかりしていました。

今からお話する某ヘルスセンター跡もその時の一つです。

まず、見た感じは岩を切り出して建てたと言うだけあって

建物の裏は、断崖絶壁。

建物への道は、何年放置されているのか分からないくらいに木々が生い茂り森のようになっていました。

建物の前にある空き地へ車を停め、徒歩で向かいます。

この時点では、全く何も感じず木々を避けながら入口まで向かうために歩きました。

すると、入り口の少し手前。

そこでいきなり同僚が何かに気付きました。

同僚「ねぇ、あそこに何かない?」

自分「あー、なんやろ?椅子…かな?」

後輩「本当ですね。なんでこんなとこに?」

と、椅子が目の前にあるんです。

道のど真ん中に。まるで、これ以上は入らないでね。と言わんばかりに。

同僚「前に来た人のイタズラでしょ?横に避ければ通れるし問題ないよねー。」

と、簡単に避けてスタスタと歩いて行ってしまいました。

それに習って自分たちも避けて追いかけました。

そして、入り口へ。

さぁ、入るぞ!!!と意気込んだところで後輩が

後輩「今誰かおじさんみたいな人が中に居たんですけど…」

と二階辺りを指差して言うんです。

自分「いや、見間違いやろ?てか、こんな暗いのに見えへんて。」

後輩「いや!確かに見たんですって!」

って必死に言って来たんで、とりあえず一階を見て回ってから確かめに行こうと言う話に。

気を取り直して入ると一階には岩を切り出して作った浴室、作業場?治療室?のような部屋がありました。

雰囲気は凄いんですが期待してたものとは全く違い何もないんですよね。

まぁ何かあられても困るは困るんですが…笑

そして、後輩の言っていた二階へ。

二階には宴会場?の様な広間が一つと小部屋がいくつかありました。

床の腐敗が進み、至る所に大きな穴があいていました。

自分「とりあえず、大体見て回ったけどお前が見たおっちゃんてどこにおったん?」

後輩「あれ?この辺りなんですけど…」

と言って指した指の先は、窓。

でも、ありえないんです。そこに人が立っていられる訳ない。

窓の真下には大きな穴があいていたんです。

自分「ほら、やっぱ見間違いやん。こんなとこに人立てる訳ないやん。」

後輩「いや、絶対ここですって!目印にって覚えた棒もありますもん!」

と、必死に訴えるんです。

自分「んー、分かった!とりあえず今回のメイン行こや!」

強制的に話を切り、今回のメインである屋上へ。

この廃墟には、色々な噂がありその一つが

「何故か乾かない屋上」でした。

どれだけ暑かろうが…どれだけ寒かろうが絶対に乾かないらしいんです。

怖いか怖くないかで言えば、ただ屋上の水が乾かないと言うだけで何も怖くないんです。笑

ボロボロのいつ崩れてもおかしくないような非常用階段を使って屋上へ。

実際この階段の方が怖かった…笑

自分「おー、めっちゃ水溜まってるやん。」

後輩「凄いですね。笑」

同僚「え、なに?これだけの為に来たの?笑」

など、口々に思った事を言い出し少しの間ぼーっと水の溜まった屋上を眺めていました。

その時です。

がしゃん!!!!

という大きな音が二階辺りから聞こえました。

自分、同僚、後輩「!?」

何事かと三人とも走って二階の宴会場?へ。

自分「どこや?」

同僚「分かんない…」

後輩「あれ?聞き間違いですかね?」

自分「いや、ありえんやろ。三人揃って聞き間違いとかあるか?」

後輩「でも…」

と、後輩が言いかけたその時。

女「きゃはは!なにここ〜。怖〜い!」

男「だなー!」

外からカップルの声が。

同じ目的で来たのでしょう。

同僚「うわー。リア充来たよ。」

自分「やねー。ウザいわー。」

後輩「こっちは男三人なのになー。ムカつくからイタズラしてやりません?」

自分、同僚「やったろかー笑」

と、同僚と一緒に「ヴオォォォオ」とデスヴォイスでイタズラしてやったんです。

今考えればやめれば良かったんですよね。

向こうの反応を耳を澄まして待っていると…

女「きゃはは!なにここ〜。怖〜い!」

男「だなー!」

三人「…?」

きゃはは!なにここ〜。怖〜い!だなー!きゃはは!なにここ〜。怖〜い!だなー!

と、録音したものをひたすらに再生しているかのようにループするんです。

三人「!?」

自分「え、なんなんこれ?」

同僚「これやばくない?」

後輩「やばいっすよ。怖いんですけど…」

自分「なんかムカつくから怖いけど見に行こうや。」

同僚「そだねー。行こうか。」

後輩「はい…」

というわけで、確認しに声のする空き地まで降りる事に。

三人「…?」

自分「あれ…?おらんくない…?」

同僚「ほんとだね…」

後輩「一本道なんですれ違ったとかないですよね…?」

三人で首を傾げている時。

後輩がおじさんを見たと言っていた窓辺りから懐中電灯らしき光が。

三人「!?」

自分「おい、あそこに人おったか?」

同僚「いや、見てないよ!」

後輩「ありえないっすよ!だってここ一本道ですよ?!降りてくる時にでも絶対見かけるはずですもん!」

その瞬間、三人とも無言で車へ乗り込んで発車させました。

あのカップルの声は…光はなんだったのか。

未だに分かっていません。

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怖~いッ!
おっさんの次はカップル!しかも姿が無いッ。
見えるのも怖いけど姿なく声だけも怖いですね。
((( ;゚Д゚)))

最後に灰猫。様だけに聞こえた声..
何か訴えたかったのでしょうか?

灰猫。様に障りが無いか心配になりました。
大丈夫でしたか?(-ω- ?)