長編7
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馬馬

music:4

それは春真っ盛り、空気が暖かくポカポカとしてきた時だった。

うさぎつねに初の相談者がやって来た!

そこで早速、菁滋が相談者を見たのだが…

桜「茶色い俵の様な円柱状のモノ?なんですかそれ?」

菁滋「先ほども言った通り、今のところは正体はわかりません。

ただ、先ほど軽い封印を施したので当分害はないでしょう。」

桜「あ、はい。ありがとうございます。」

菁滋「もし、また何かあったらこちらにご連絡下さい。」

桜「わかりました。」

そんな感じで話をした後、

桜は帰っていった。

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桜が帰った後、うさぎつねは全員で会議を始めた。

今回の件は難しそうだと判断し、みんなで推理と今後の捜査の方向性を決める。

笹雄「で、本当にその…茶色い俵の様な円柱状のモノが見えたのか?」

菁滋「うん、確かにそうだった、彼女の後ろを飛び回っていたよ。」

裡「大きさはどの位なの?」

sound:21

菁滋「本物の俵と同じ位…下手したらそれ以上かな。」

裡「結構大きいね…。」

天魔「タルなんじゃないの?

俵よりでかいんだったらその位のでかさになるだろ。」

直樹「いや、タルだとしたら飛んでいる時に黒い筋も見えるだろう。」

天魔「まぁ…そうだよなw」

春花「ならさ、菁滋君どんなのだったか絵描いてみれば?」

菁滋「絵?」

春花「そう絵。

百聞は一見に如かずともいうじゃん?(TVでやってたのを見た。)」

菁滋「あぁ〜…それもそうだね、

応接間にはいらないチラシやカラーペンもあるし、描いてみるよ。」

そういうと、菁滋は絵を描きに応接間に向かった。

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しばらくすると、菁滋は絵の描いてあるチラシを持って戻ってきた。

みんなに絵を見せる。

菁滋「描けたよ。」

菁滋の描いた絵は全体的に力強いタッチで描かれていた。

菁滋は柔道を親からやらされていたので力を入れてしまう癖があるらしい。

絵の方は確かに茶色い俵の様な円柱状のモノだった。が、

5ヶ所に大きめのコブがあった。

sound:20

笹雄「何だ?このコブ?」

菁滋「わからない。

でも霊視した時、確かについていたよ。」

天魔「黒い筋も見られない…

これでタルの線はほぼ消えたと言っていいだろうな。」

裡「有力な情報はこれだけか…

何から調べてみます?」

菁滋「彼女、網哺桜に関することから調べるのが妥当だろう…

まずは彼女について調べるのはどうだ?」

春花「あの人の?そんなに個人情報詳しく調べていいの?」

笹雄「網哺桜が次に来た時に何なら調べていいか聞いて見ようぜ。」

菁滋「それはいい案だね、異議のある者は?

………ないようだね。

なら決まりだ、行動を起こすのは網哺桜が次に来た時だ!

それまで僕たちは霊力の訓練でもしていようか。」

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春花&天魔「訓練!?」

天魔「いや〜俺訓練はちょっと…w」

春花「あ!この近所にあるたこ焼き屋さん行こうよ!」

天魔「おぉいいね!よっしゃー!早速たこ焼き食いに(ガシッ)」

逃げようとする2人をゴゴゴゴとオーラを出しながら捕まえる手がそこにあった。その人物は、

music:6

直樹「どこへ行こうとしてるんだい…?

そんなサボるから君らは霊力弱いんじゃないの…?」

春花「ひっ!?…で、でもさ、天魔はまだしも、私が霊力ないから…w」

直樹「ん?君にもあるよ?何もしてないみたいだからものすごく微力だけど。(にこっ♫)」

春花「えっ…え?」

直樹「さぁさぁ、まずは基礎訓練からだよ…?」

春花&天魔「勘弁してよ〜!!」

そんな感じで3人はいつものスパルタ組となって特訓を始めた…w

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music:4

裡「毎度のごとく災難だね…」

笹雄「まぁいつものことだから大丈夫だろw」

菁滋「さて、僕らは守護霊の扱いに慣れましょうか。」

そういうと、菁滋は自らから輝く龍を呼び出した。

菁滋に宿る龍の放つ輝きは七色に近く、うさぎつねの中では1番強力な守護霊だ。

笹雄「おうよ!今日調子いいからちょうど良かったぜ!

頑張ろうな裡!」

裡「あ、はいっ!」

裡と笹雄も守護霊を呼び出し、

霊力の耳と尾をその身に宿した。

菁滋「それじゃあ行くよ!

結界から出たら僕らの姿が見えてしまうから神社から出ないようにね!」

裡「はいっ!」

笹雄「おうよ!」

そういうと、菁滋はその身に光だけを宿すと、うさぎつねの誰よりも早く神社から飛び出した!

裡と笹雄も勢いよく神社から飛び出す!

裡「それっ!!」

笹雄「どりゃあっ!!」

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次の日、桜がまた尋ねて来た。

菁滋の封印はかなり効いていたらしく、毎晩の様に出ていた狂気も昨日は出なかったらしい。

その日は天気がよかったので、菁滋は神社の縁側に座って話を聞くことにした。

裡「お茶どうぞ、菁滋君も。」

桜「ありがとうございます。」

菁滋「ありがとう裡ちゃん。」

2人はしばらくお茶を飲んでくつろいだ後、菁滋から話を切り出した。

菁滋「それで…あれから症状の方はどうですか?」

桜「おかげで昨夜は狂気に見舞われませんでした。」

菁滋「そうですか、それはよかった。」

桜「それで、何かわかりましたか?」

菁滋「まだ何も…

ですが、あなたに取り憑いているモノを絵に描き移すことはできました。」

そういうと、菁滋は桜に昨日描いた絵を渡した。

桜「これがそうなんですか?」

菁滋「はい確かに。

大きさは本物の俵と同じ位、下手したらそれ以上。」

桜「へぇ〜…。」

菁滋「それで、私たちが調査するに当たってお願いがあるのですが…」

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菁滋「ということなんですけど、

何なら調べてよろしいでしょうか?」

桜「え?別に聞かなくてもいいわよw 私の方が手伝ってもらってるんだし、何でも聞いてください。」

菁滋「あ、どうも。

では、手始めにあなたのよく知る、またはよく行く場所をしらべたいのですが…

何か心当たりはありますか?」

桜「そうですね…

sound:21

それなら、私の親が経営する「網哺牧場」か私の勤務先の「双葉精肉工場」と、大勢は対処できませんが「私の自宅」はどうでしょう?

アポの方は「網哺牧場」も「双葉精肉工場」も工場見学や体験があるので、上司でもある私が付き添うので大丈夫です。」

菁滋「わかりました。

近日中に行けそうな所はその中にありますか?」

桜「それなら、「双葉精肉工場」で手作りソーセージの教室が3日後に開かれるので、そちらに参加するのがいいと思います。」

菁滋「なるほど…ありがとうございます、ではそちらに参加します。」

桜「お待ちしております。」

話が終わると、菁滋は3回の封印を施した。これでソーセージ教室の時まで保つだろう。

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桜が帰った後、うさぎつねは今日も会議を開いた。

春花と天魔は昨日の疲れが残っているのか、少しぐったりしている。

菁滋はうさぎつね一同に先ほど桜と話した内容を話した。

菁滋「…ということで、僕らうさぎつね一同は3日後にソーセージ教室に行くことになるが、行けない者はいるか?

…いないようだね、なら決まり。

よし、それじゃあ解散!」

会議を解散した後も、裡がお茶を作る間一同は雑談をしていた。

笹雄も特訓の休憩ついでに話の輪に入る。

シロミミは座ってきた笹雄の霊力の尾にじゃれているw

天魔「ふぅ…早めに終わって良かったぜ…疲れた疲れたw」

春花「昨日はキツかったもんね〜w」

笹雄「なんか本当に疲れてるな…

なぁ直樹、昨日どういう練習したんだ?(あんましじゃれんなよシロミミ、感覚あるんだよ…w」

直樹「手始めに瞑想を2 時間。(いじらせてやれって…」

シロミミ(♫)

笹雄「はっ!?やり過ぎじゃねぇか!?(まぁいいかw かわいいしw」

直樹「裡ちゃんや笹雄みたいな守護霊は僕らにはいないからこの位やらなきゃ簡単には霊力が強くならないんだよ…」

天魔「だからって休憩なしでぶっ続けはないだろ!?

冗談キツいぜw」

直樹「ダメだよ、僕らには守護霊がいないから頑張らないと…」

天魔「ん?どうした?」

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music:3

直樹「神社の外に何かいる…!」

天魔「神社の外?」

春花「何にもいないけど…」

霊力がまだ未熟な春花と天魔には見えなかったが、直樹と天魔には見えていた。

例の茶色い俵の様な円柱状のモノがいる…!

笹雄「あいつか…!」

直樹「しばらく様子を見よう…

ここの結界は強力だし、簡単には入れない。」

直樹の言うとおり、茶色い俵の様な円柱状のモノは鳥居の前をぐるぐると回っていると、

music:4

しばらくしてどこかに消えてしまった。

直樹「行っちゃった…。」

天魔「なぁなんか見えたか?(ヒソヒソ…)」

春花「なんも!なんかいた?(ヒソヒソ…)」

天魔「だよなw(ヒソヒソ…)」

music:6

直樹「き、こ、え、て、ま、す、よ〜?」

sound:39

春花&天魔「ひえぇ〜〜!!!」

music:4

笹雄「しっかし、アレは何のために来たんだろう…っていうか、

sound:18

アレは一体なんなんだ?」

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あゆ様コメントありがとー!
(((o(*゚▽゚*)o)))

いや〜スランプってこういうことなんですね…w 自分で自分が恐ろしかったわ(;^_^A

ネタ切れ脱出(∩´∀`)∩バンザ──イ!

体格でかいのに品がいいって以外といないですよね。(実際うちの知り合いとかそういうのいないからなぁ…w( ꒪Д꒪)

想像をどんどん打破していきますよ!
楽しみにしてくれてありがとー!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

馬シリーズ楽しみ♪ネタ切れ復活!
(*n''∀'')n バンザーイ

ウサギツネのメンツは個々のキャラが面白いから読んでて楽しいです♪

笹チャマが1番loveだけど青磁の体大きいのに話し方に品があるのもギャップにヤラレます。

コブがある樽のような...
想像つかない!次回作楽しみに待ってます♪