ある日、僕はホラーテラーを携帯でみていました。
母はもう寝ていてしまい、父は「仕事」でまだ帰宅していませんでした。
なのでリビングでうつぶせになって、一人で夜更かしを満喫していたわけです。
怖い話やグロい話、はたまたいい話………思わず引き込まれつつ、チキンな僕の胸の中で、次第に恐怖が大きくなっていました。
睡魔に負け始め、そろそろ寝ようかな、と思いふと後ろを見たそのとき
「オレのことは書いてあったかい??」
背筋が凍りました。
いつの間にか、僕の後ろにいたのです。
僕の父が。
怖い話投稿:ホラーテラー 厨房さん
作者怖話