人によっては怖いかもしれないお話

短編2
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人によっては怖いかもしれないお話

小学校高学年時代のことです。

正月(確か2日だった)の深夜。

深夜、寝ようと離れの寝床に行き、布団に入ろうとして足を入れると…

ぬるっ

とした冷たい感覚。

当時は家で猫を飼っていたので、布団の中で粗相をしたのかと思い、掛け布団をめくると…

1mは軽く超えているであろう蛇が、とぐろを巻いていました。

悲鳴は出ませんでしたが、完全に身体は硬直してしまいました。

蛇は硬直している自分を尻目にするすると移動をはじめ、わずかに開いていた押入れの隙間に消えてゆきました。

消えてしばらくは(10秒ほど?)動けませんでしたが、我にかえって押入れを空けたのですが、そこには蛇の姿はありませんでした。

(押入れには座布団1枚入れてないので、本当に何もありませんでした)

すぐに起きていた両親に話しましたが、1m以上の蛇と言ったことで、

「夢でもみたんだろう」

と取り合ってくれず…唯一祖母が

「正月から蛇様が見れたんだから、今年は良いことがあるだろう」

と慰めてくれるだけでした。

その当時、離れの二階は物置として『藁』や『穀物』を保管する場所でした。

そして『蛇』は、そこに住み着く『鼠』などの害獣から穀物を守ってくれるので、地元では家を守る『守り神』と考えられていました。

(飼っていた猫も、ネズミ退治の意味合いが大きかった)

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とまあ、ある意味とてつもなく心臓に悪い出来事を体験したのですが…

その後の15日のお年玉付き年賀葉書抽選で、毎年2~3枚しか当たらない切手シートがその年だけ2桁の10枚当たったことは…良いことだったのだろうか?

(大体毎年百数十枚届いていました。当選確率は2/100です)

爬虫類が全く駄目な自分としては、「巳年」の切手シート10枚じゃあ全く釣り合ってない気がします。

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お返事遅れてすみません。

そうかもしれません
その次の年の冬(2月頭位)、左腕を骨折しました。
凍った道でつるっと
巳年の厄は持っていてくれたのかも…

蛇は神様と言われますよね。
その年の切手だけでなく、投稿者様の人生全般で蛇の幸福が作用しているかも知れませんよ。