短編2
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正義のヒーロー

ある施設には、正義のヒーローとだけ書かれた、筆記用具などいろいろ入った段ボール箱が、よく届いた。

…………………………

数日後、正義のヒーローから、たくさんの子供宛に荷物が届いた。

その中に、ある女の子アニメのキャラクターの、人形が入っていた。それを見た、Aちゃんは、誰よりも真っ先にその人形を、「私がもらう‼」といい、自分の部屋に行ってしまった。

次の日から、Aちゃんは、幼稚園にも、どこにいくにも、その人形を、手放さなかった。

だが、その数日後、Aちゃんは、一人でお母さんを、待っている時に、異変に気づいた。

後ろから、誰かついて来ているのだ。

Aちゃんは、恐怖のあまり、近くの公民トイレに逃げ、そいつがどこかへ行くのを、じっと息を凝らして待っていたのだ。

すると案の定、そいつが、トイレの中に入って来た。Aちゃんは、怖くて目をつぶっていたが、そいつが、ドアの前に立ち、なんとドアの下からAちゃんの事を見出したのだ。

Aちゃんは、筆箱から、ものさしを取り出し

すっと、ドアの下にさした。だか、もうその時には、そいつはいなくなっていた。すると、上から、Aちゃんの、好きなキャラクターの仮面をかぶった、おそらくおっさんが、

「Aちゃんみっけぇ」と、言ったのだ。

Aちゃんは、勢いよく扉を開け、駆け出した。そいつは、もう、追ってこなかった。

家に帰り、事情を話すと、どうもその人形が、怪しいと言う事になり、ハサミで切ると

中には、GPS探知機が、入っていた。

そう、その正義のヒーローは、誘拐犯だったのだ。

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確かに、女の子向けの人形なら女の子が釣れますね・・・。こわ。