短編2
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修学旅行

これは私が小学六年生の頃の話です。

その頃、私たちは修学旅行の準備で大変な時期でした。

◯◯ちゃんと一緒がいいとか、何処を回るだとか、そんな話で持ちきりでした。

私達のグループは向こう見ずなタイプの集まりだったので、回るところも行ったら決めようということでした。

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いざ修学旅行先についてみると、私達の知らない物で溢れていました。そうですね、一番印象的だったのは、でっかいガンダムがいたことでしょうか。

その夜は劇を見たりして終わりました。

明日からの旅行を想像したりして。

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次の日、私たちは歴史のことを知るために、どっかの建物に連れていかれました。

正直、小学六年生の子供にとってはつまらないことばかりで、写真を撮ることしか楽しめませんでした。

その日に学校に帰り、家族に「ネズミーランドにいって、最後は674塔にのぼったんだよ」と話して寝ました。

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数日してから、修学旅行先で撮った写真が渡ってきました。

私は全種類の写真をもらっていたので、それを見ながらニマニマ。

すると一枚だけ変な物が写っていました。

私の写っている写真でした。

私の背後にオーブと呼ばれる物と、大きく口を開けた何かが写っていて…。

本能で「この写真はヤバイ」と感じましたが、生憎私が写っていた写真は少なくて、それも残すことになりました。

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それからというもの、身の回りで変なことがよく起こるようになりました。

背後で物が落ちたりとか、自動電灯が人がいないのに点いたとか…

ひどい時は、写真を撮ると後ろに着物をきた人が立っていたり、まともじゃいられませんでした。

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それから私は病弱になり、よく学校を休むようになりました。

周囲でも物がよく壊れるようになって、私の部屋には机と勉強棚以外のものは残っていません。

この話を書いている今でも、後ろでニタニタ笑ってるやつがいます。いつ肩に手をおくのかガタブルしながら、私はこれを書いています。

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>>アイスクリームさん
こんなことは起こって欲しくないです。切実に。

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それはもう…ご想像にお任せします…

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後ろに誰がいるんですか、、、

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