短編2
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お人形

music:4

当時、小学生だった私は

学校の終わったら毎日のように

児童館で遊ぶのが当時の楽しみだった。

当時一緒に帰る友達や遊ぶ友達がおらず

いつも 1人で本を読んだり

人形で遊んでいました。

その児童館に知育人形(今で言うとメルちゃんとかポポちゃんとか)があって

時々その人形で遊んでたのを覚えている。

いつものように学校が終わり

児童館へ遊びにいった。

だけどその日はイライラしていて

行こうか帰るか迷っていたけど

結局児童館にいくことにした

いざ遊びに行っても本を読む気になれず

人形と遊んでいたんだけど

その日はその人形を投げたり

踏みつけたり叩きつけたり。

イライラを人形にぶつけるように

遊んでいたのを覚えている。

片付ける時も人形を乱暴に投げて片付けた。

イライラも少し解消して家に帰った

家に帰ってご飯食べてお風呂入って

いつものように家族並んで就寝。

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その日は夢をみた。

夢の中の私は荒れ果てた土地にいた

草なんて生えてないし周りは岩だらけで

空は不気味に赤みを帯びていた。

歩いても歩いても同じ景色で

ずーっと同じ所を回ってるような感覚だった

どれくらい歩いただろうか?

少し離れた所に人影が見えた

私は誰かに会えたのが嬉しくて

「あの…」と声をかける。

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その人影が振り向くと私は愕然とした

児童館でいじめた人形だった

目は飛び出しそうな程、見開いていて

髪は振り乱して服はボロボロだった

身長も私と同じ位あって

おまけに歯をガタガタさせながら

私に掴みかかってきた。

なんとか人形を振り払い

全速力で逃げた

だけどすぐ後ろでバタバタ音が聞こえる。

無我夢中で走った。

体力も限界で駄目だと思っていたら

急に後ろでバタバタと走る音が止んだ

私は立ち止まり息を切らしながら

恐る恐る後ろをみる

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sound:20

そこにはさっきまで追いかけてきた

人形の姿はどこにもなく

荒れ果てた荒野が広がっていた

やっと逃げ切れた…

そう思い前を見る。

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music:4

すると目の前に人形がいるではないか。

目は血走り歯をガタガタさせがら

満面の笑みを浮かべていた。

そこで夢が覚めた。

手をみると金色の髪の毛のようなものが

絡みついていた(家族に金髪はいない)

もう全身汗でびしょびしょ。

もちろん眠れるはずもなく

嫌がる親に懇願して朝まで抱きついていた。

同時に人形に謝りに児童館へ行こう思った。

そして朝になり学校へ行き、すぐに

児童館へ向かった

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music:3

しかし人形はなかった

先生に聞いてもわからなくて

どこを探しても見つからなかった

あの日以来、人形をみてないし

あの人形が何処にいるのか

検討もつきません

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コメント怖い
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アカウント変えました┏○ペコッ

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むかし、人形にひどいことをしたような。。。怖いデスネ。。。

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